この記事では、「外向性」と「内向性」の違いを分かりやすく説明していきます。
「外向性」とは?
「外向性」は「がいこうせい」と読みます。
意味は「興味や関心が外の世界に向いていて、素早く反応したり、行動を起こす積極的な気質のこと」です。
社会で起きていることに興味や関心を持ち、刺激が起きることを楽しいと感じて、臨機応変に幅広く行動できる性格の人を表します。
「外向性」の言葉の使い方
「外向性」は名詞として「外向性が高い・低い」「外向性がある」などと使われます。
「外」は「物の表側」「ある範囲から離れた外側」という意味、「向」は「ある方にむかう」「心が目指すところ」という意味、「性」は「生まれながらの心の働き」「ものごとに備わった本質」という意味、「外向性」で「まわりの世界で起きていることを目指す、生まれながらの心の働き」になります。
「内向性」とは?
「内向性」は「ないこうせい」と読みます。
意味は、「興味や関心が自分の内面に向いていて、思慮深く慎重に行動する気質のこと」です。
常に自分の主観が先に立ち、あれこれ思いめぐらしじっくり考える反面、行動力に欠ける性格の人を表します。
「内向性」の言葉の使い方
「内向性」は名詞として「内向性が高い・低い」と使われることが多くなります。
「内」は「ある範囲の中の方」「心の中」という意味、「向」は「ある方にむかう」「心が目指すところ」という意味、「性」は「生まれながらの心の働き」「ものごとに備わった本質」という意味、「内向性」で「自分の中におさめることを目指す、生まれながらの心の働き」になります。
「外向性」と「内向性」の違い
「外向性」は「まわりの世界で起きていることを目指す、生まれながらの心の働き」です。
「内向性」は「自分の中におさめることを目指す、生まれながらの心の働き」です。
「外向性」の例文
「外向性」の例文は以下の通りです。
・『彼女は元CAだけあって外向性が高い』
・『帰国子女は外向性が高い人が多い』
・『外向性の高さを生かして営業になる』
「内向性」の例文
「内向性」の例文は以下の通りです。
・『内向性が高いというのはあまり誉め言葉にならない』
・『リモートワークは内向性が高い人にはありがたい』
・『彼女は内向性が高く小説家向きだ』
まとめ
今回は「外向性」と「内向性」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。