この記事では、「内科医」と「外科医」の違いを分かりやすく説明していきます。
「内科医」とは?
「内科医」とは肉体の病気や体調の不良を手術によらず薬や食事によって治療する医師です。
肉体であっても皮膚や口や耳鼻などは医学科が違うので、体内の問題に対処治療するための医者と考えても良いでしょう。
病気や体調不良の全般を受け持つ内科も多いですが、大きな病院では呼吸器専門や消化器専門など特定の内臓に特化した「内科医」もいます。
診察や検査が進むに連れ投薬だけでの根本的治療が不可能で手術が必須な病気と判明することもありますが、それまでその患者を担当していた「内科医」が手術を担当することはありません。
「外科医」とは?
「外科医」とは肉体の疾患や怪我などの損傷を切除などの手術によって治療する医師です。
ただし当然どんな怪我でも手術で治すという訳ではなく、多少の切り傷程度なら手術せずに包帯を巻くなどで傷口を塞いで薬を出されて終わるでしょう。
ただしこの場合でも薬は化膿しないための抗生物質とそれの副作用を抑えるための薬などなので、薬によって悪化を防いでいるだけで薬で治療しているわけではありません。
「内科医」と「外科医」の違い
「内科医」と「外科医」の違いを、分かりやすく解説します。
肉体の疾患や体調不良を投薬で治療するのが「内科医」で、肉体の疾患や怪我を手術などで治療するのが「外科医」です。
「内科医」で出される薬は病気や体調不良そのものを治すための薬ですが、「外科医」で出される薬は医者にかかる原因となった怪我や手術による切創が悪化しないようにするための薬になります。
まとめ
大雑把に言えば薬で体の悪いところを治すのが「内科医」で、手術で体の悪いところを治すのが「外科医」になります。
「外科医」でも薬は出しますがそれは怪我の自然治癒が邪魔されないようにであったり術後ケアのためになので、あくまでも治療のメインは手術などの外科学的処置です。
