この記事では、「折れる」と「割れる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「折れる」とは?
「折れる」には「棒状や板状のものが鋭く曲がること」や「物が曲がって切れること」、「平面上の物が曲がって二重になること」、「道などが曲がること」、「曲がって進むこと」、「頑固な意見や主張などが弱くなる」、「譲歩すること」、「苦労すること」など多くの意味を表す言葉です。
「折れる」の使い方
「折れる」は動詞として使われています。
「割れる」とは?
「割れる」には「強い力が加わるなどして、個体がいくつかに分かれること」や「壊れて細かくなること」、「裂け目ができること」、「傷がついて開いた状態になること」、「まとまっているものや組織、集団などが2つ以上に分かれること」、「分かれてまとまりが無くなり、分裂すること」、「隠れていたものなどが現れること」、「秘密などが明らかとなること」など多くの意味を含める言葉です。
「割れる」の使い方
「割れる」は動詞として使われています。
「折れる」と「割れる」の違い
「折れる」には多くの意味が含まれていますが、主に「棒状や板状のものが鋭く曲がること」や「物が曲がって切れること」という意味を表します。
一方、「割れる」にも多くの意味が含まれていますが、主に「強い力が加わるなどして、個体がいくつかに分かれること」や「壊れて細かくなること」という意味を表します。
したがって、「折れる」は主に長い物を対象に使われる言葉であるのに対し、「割れる」は主に平たい物を対象に使われる言葉と解釈できるでしょう。
「折れる」の例文
・『つっかえ棒が重さに耐えきれず折れる』
「割れる」の例文
・『落とした拍子にスマホの画面が割れる』
まとめ
「折れる」は主に長い物が壊れる時に用いられる言葉であり、「割れる」は主に平たい物が壊れる時に用いられる言葉ということでした。