この記事では、「跳梁跋扈」と「横行闊歩」の違いを分かりやすく説明していきます。
「跳梁跋扈」とは?
跳梁跋扈は、ちょうりょうばっこと読むべき言葉です。
文字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事でしょうが、跳ね回るという意味の跳梁の文字に、我が物顔で振る舞いつつのさばるといった意味がある跋扈の文字を付け加える事で誕生した言葉となっています。
以上の事から跳梁跋扈は、欲しいままに行動したり、悪人がはびこる事を示すのです。
「跳梁跋扈」の言葉の使い方
跳梁跋扈は主に、悪人達が好き勝手に振る舞う事を意味する言葉として用いられています。
他にも、欲しいまま好きに行動する、という意味の言葉として使用されたりもするのです。
「横行闊歩」とは?
横行闊歩は、おうこうかっぽと読むのが正しい読み方となっています。
漢字で記載されたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、自由気ままに歩くや悪事がしきりに行われる等の意味を持つ横行の漢字に、堂々と威張って歩くといった意味を有する闊歩の漢字を付け足す事によって成立した言葉です。
なので横行闊歩は、威張って歩く事や悪人が思うままに振る舞う事を表します。
「横行闊歩」の言葉の使い方
横行闊歩は、悪者が好き放題に振る舞うといった意味の言葉として使われているのです。
更に威張って堂々と歩き回る、といった意味合いの言葉として使用されています。
「跳梁跋扈」と「横行闊歩」の違い
跳梁跋扈と横行闊歩の漢字表記を見比べてみると、使用している漢字も読み方もまるで違う言葉同士であると気付けるものです。
所がどちらも好きに振る舞う、という同じ意味を持っています。
とはいえ跳梁跋扈は他にも、悪人がのさばってはびこるという意味を示すのです。
一方の横行闊歩は、堂々と威張って歩くという意味も表します。
まとめ
2つの言葉には共通する漢字はないものの、共に気ままに振る舞うという同じ意味合いを所有しているのです。
ですが跳梁跋扈はその他にも、悪者がのさばるという意味にも使用いられています。
対する横行闊歩も、威張って歩き回るという意味にも使われているのです。