「exam」と「test」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「exam」と「test」の違い英語

“exam”“test”「試験」を意味する英単語ですが、ニュアンスや文法的な使い方が異なります。

双方の詳しい意味や使用方法を理解すれば、どの場面でどちらを使えばいいか判断できるようになるでしょう。

この記事では、“exam”“test”の違いを分かりやすく説明していきます。

“exam”とは?

“exam”は、「試験」「検査」「審査」「考察」「診察」などを意味する“examination”を短縮した英単語です。

短縮語なので日常会話などカジュアルな場面で使われることが多いですが、申請書類や論文を書くなどフォーマルな場面では“examination”を使用することが望ましいとされています。

なお、“exam”は名詞としてのみ使用されます。


“test”とは?

“test”「試験」「テスト」を表す英単語として知られていますが、「検査」「試運転」「分析」「試練」などの意味でも使われます。

また、“test”は名詞の他に動詞としても用いられます。

動詞で使用する場合は、「試験する」「検査する」「実験する」「試す」などの意味があります。


“exam”と“test”の違い

“exam”“test”は一見よく似ている英単語ですが、両者が意味する試験の規模やジャンルなどに違いがあります。

“exam”「厳密または綿密な試験」「学力を測る試験」などの意味合いが強く、大規模もしくは重要な試験を表す際に使用されます。

一方“test”は、“exam”よりも小規模で細かな試験などに使われるほか、学力だけでなく検査や実験などの際にも使用されます。

また、“exam”が名詞でのみ利用されるのに対し、“test”は名詞だけでなく動詞としても用いられます。

次に“exam”“test”の違いを、分かりやすく解説します。

“exam”の例文

“exam”は、重要度が高く規模の大きな試験を表す際に使用します。

例としては入学試験や年度末試験などが挙げられます。

“We will take the entrance exam tomorrow.”(私たちは明日入学試験を受ける)
“ She passed the history exam.”(彼女は歴史の試験に合格した)

“test”の例文

“test”“exam”より規模が小さい、スペルテストなどの試験を表す場合に使います。

学力以外の試験や検査などに使用することもポイントです。

“He will take a spelling test next Monday .”(彼は来週の月曜日にスペルテストを受ける)
“I took a driving test last week.”(私は先週運転免許試験を受けた)
“I want to have a test for stomach cancer.”(私は胃がんの検査を受けたい)
名詞のほかに、動詞としての使い方も押さえておきましょう。

“The teacher tested her in mathematics.”(教師は彼女に算数のテストをした)
“The doctor will test my eyesight in the end of next month.”(医者は来月の終わりに私の視力を検査する)

まとめ

“test”“exam”は類似した意味を持つ英単語ですが、品詞の種類や詳細な意味、用法などに違いがあります。

正しい使い方を学ぶことで、英語表現の幅をさらに広げることにつながるでしょう。

ぜひ今後の英語学習に役立ててください。

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