「集会所」と「公民館」はどちらも多くの人が集まって使う施設です。
2つの移設はそれぞれどのような役割を果たしているのでしょうか。
今回は、「集会所」と「公民館」の違いを解説します。
「集会所」とは?
「集会所」とは、「会合や話し合いなど複数の人が集まって何かをするための施設」を指す言葉です。
「集会所」の使い方
複数人が共通の目的で一時的に一箇所に集まることを「集会」といいます。
「集会所」とは集会を開くための施設のことで、話し合いや催し物などさまざまな目的に利用されます。
一般的にはコミュニティによる集団活動のために設けられる施設を指すことが多くコミュニティ間の交流や話し合い、共同で行う行事や文化活動のための施設です。
「公民館」とは?
「公民館」とは、「区域内の住民に対し教育や文化活動のために用意される公共施設」を指す言葉です。
「公民館」の使い方
市町村などの自治体によって運営される公共施設で、社会教育法を根拠に持つ文化教育施設を指します。
社会教育法によると教育や学術及び文化に関する各種事業を行い住民の教養の向上や健康促進、生活文化の振興や社会福祉の増進に寄与する施設であると定義されています。
「集会所」と「公民館」の違い
「集会所」と「公民館」の違いは「設立者」です。
集会所はコミュニティーの人が集まるための場所なので町内会やマンションの自治会などコミニティが主体で設立されるのに対し、「公民館」は法律に基づいて整備される施設であり市町村が設立します。
「集会所」は人が集まって何かをするための施設、「公民館」は文化や教育のための施設という違いもあります。
「集会所」の例文
・『集会所で会合が開かれる』
・『集会には多くのマンション住民が詰めかけている』
「公民館」の例文
・『公民館で講演会が開かれる』
・『市民なら公民館を優先的に利用できる』
まとめ
「集会所」と「公民館」は設立主体と施設としての目的が異なります。
誰のためのもので何をする施設なのかを正しく理解して区別しましょう。