「現況有姿売買」と「現状有姿売買」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「現況有姿売買」と「現状有姿売買」の違いとは?違い

不動産取引の「現況有姿売買」「現状有姿売買」はそれぞれ何を意味しどんな違いがあるのでしょうか。

この記事では、「現況有姿売買」「現状有姿売買」の違いを分かりやすく説明していきます。

「現況有姿売買」とは?

「現況有姿売買」とは、「変更するのが困難な状況にある不動産物件をそのままの状態で売買すること」を意味する言葉です。

変更するのが困難あるいは不可能な状態にある不動産を特別に手を加えることなくそのままの状態で取引することを指します。

一般的には開発許可が特別に必要な土地や多額の費用がかかる山林など、変更が難しい不動産物件をそのままの状態で取引することを表します。


「現状有姿売買」とは?

「現状有姿売買」とは、「不動産にあえて変更を加えずそのままの状態で売買すること」を意味する言葉です。

修繕が必要な物件を修繕しないで売りに出すなど、意図的にそのままの状態で売買する取引を指します。

追加の費用負担や工事期間などを考慮しそのままのの状態で取引する方が得だと判断した場合に用いられる方法です。


「現況有姿売買」と「現状有姿売買」の違い

「現況有姿売買」「現状有姿売買」の違いを、分かりやすく解説します。

「現況有姿売買」「現状有姿売買」の違いは「変更の可能性」です。

変更が困難あるいは不可能なためそのまま取引するのが「現況有姿売買」で、変更は可能だが意図的にそのままの状態で取引するのが「現状有姿売買」という変更できるかどうか可能性の違いで区別されます。

どちらも現状のままでの取引を意味しますが変更したくてもできないのが「現況有姿売買」で、変更しようと思えばできるがあえてやらないのが「現状有姿売買」です。

「現況有姿売買」の例文

・『造成できない土地なので現況有姿売買で処分したい』
・『現況有姿売買で売りに出すしか無い』

「現状有姿売買」の例文

・『追加費用をかけたくないので現状有姿売買で買い手を探す』
・『現状有姿売買なので相場よりも価格が安い』

まとめ

「現況有姿売買」「現状有姿売買」は変更の可能性で区別されます。

混同しやすい表現なので違いを正しく理解しておきましょう。

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