「空調機」と「外調機」の違いとは?分かりやすく解釈

「空調機」と「外調機」の違いとは?違い

オフィスなどで、寒かったり、暑かったりすると「空調効いてないね」というような言い方をします。

これが人の家だと「暖房ついてる?」「エアコンついてる?」になるのですが、なぜオフィスでは「空調機」と言うのでしょうか。

この「空調機」とはどういう意味でしょうか。

また、「外調機」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「空調機」「外調機」の違いを分かりやすく説明していきます。

「空調機」とは?

「空調機」とは、文字通り「空気を調節する機械」のことを指す言葉で、「空気調和機」の略だと言われています。

英語では「air handling unit」なので、この名称をベースにするなら「空気取り扱い機」というのが正しいかもしれません。

基本的には、汚れた内部の空気を追い出して、きれいな外気を取り入れるのが主な働きになります。


「外調機」とは?

「外調機」とは、文字通り「外気を調整する機械」のことを呼ぶ名称です。

多くの場合は「空調機」と一緒に、あるいは「空調機」の一部として、外気を吸入して、ヒーター、クーラー、加湿器などを通すことによって快適な状態にして部屋の中に取り込むのが役目です。


「空調機」と「外調機」の違い

「空調機」「外調機」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉は、換気などを行なって、部屋の中の空気を良い状態に保つために使用する機械であることは同じです。

さらに見方によっては「空調機」の一部に「外調機」があるという認識もできますが、実は、根本的な用途と目的が違います。

つまり、「空調機」を使用する目的は「部屋の換気を行うこと」であり、「外調機」の目的は、「外気を快適な温度や湿度に変えること」です。

すなわち、空気が両方向に流れる「空調機」に対して、基本的には外から中という一方通行なのが「外調機」ということになります。

まとめ

この記事では、「空調機」「外調機」の違いを、解説してきました。

この2つの違いに関しては、すでに長い間我々の生活に無くてはならないものであるにもかかわらず、一般の人にはよくわからず、また関連の業者の間でも見方が違うこともあるので、注意する必要があります。

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