「研究室」と「研究所」の違いとは?分かりやすく解釈

「研究室」と「研究所」の違いとは?違い

この記事では、「研究室」「研究所」の違いを分かりやすく説明していきます。

「研究室(けんきゅうしつ)」とは?

「研究室」とは、「ある機関の中で、特に研究を行うために設けられた部屋」を意味する言葉です。


「研究室」の使い方

「研究室」は名詞として使われています。


「研究所(けんきゅうじょ)」とは?

「研究所」とは、「研究を行うための特別な設備が備えられている施設」を意味する言葉です。

「研究所」の使い方

「研究所」は名詞として使われています。

「研究室」と「研究所」の違い

「研究室」「ある機関や施設に含まれる部屋のうちでも、特に研究を行うために設けられた部屋」を意味する言葉になります。

対して、「研究所」「研究を実施するにあたり、必要とされる特別な設備を備えている施設」を意味する言葉です。

「室」という漢字は「部屋」「住まい」「家」「家族」などの意味が含まれています。

そして、「所」「ところ」「在り処」「動作や作用の内容を示す」などのほか、「特定の仕事をするための施設」という意味を表す漢字です。

「研究室」の例文

・『彼は日夜、研究室に閉じこもり、化学の実験にのめり込んでいた』
・『その研究室では、人型ロボットの開発に学生たちが精を出している』
・『先日、研究室にサンプルが無事届けられた』

「研究所」の例文

・『大手企業の研究所では、新しい環境資源となりうる物質の開発が進められている』
・『彼は大学の教授を務めた後、研究所機関にスカウトされたそうだ』
・『国立の研究所にて開発された新薬が晴れて認可を受けた』

まとめ

「研究室」「ある機関の中で、特に研究を行うために設けられた部屋」を意味する言葉です。

そして、「研究所」「研究を行うための特別な設備が備えられている施設」を意味する言葉です。

「研究を行うために設けられた部屋」なのか、「研究を行うための施設」なのかという点に2語の違いがありました。

違い
違い比較辞典