「次回」と「今度」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「次回」と「今度」の違いを分かりやすく説明していきます。
「次回」とは?
「次回」には、次の回。
次の時といった意味があります。
繰り返しや定期的に行われていることに対し用いることのできる言葉で。
繰り返し行われている物事の次の回。
定期的に行われている物事の次の回を意味します。
対義語は「前回」。
前の回を意味する言葉になります。
また、英語では“next time”になります。
「次回」の使い方
「次回」の場合、「次回開催予定」や「次回作」、「次回に続く」、「次回の予約」などといった形で用いられます。
「今度」とは?
「今度」には、何回か行われる物事に対し、今行われていること。
また、行われたばかりのこと。
といった意味があります。
最も近い時を意味し、最も近い過去や最も近い将来を意味する言葉になります。
対義語は「先度」。
英語では“This once”になります。
「今度」の使い方
「今度」の場合、「今度、○○に行きます」や「今度の日曜日」、「今度のテスト」などといった形で用いられます。
「次回」と「今度」の違い
「次回」は、何度か繰り返し行われている物事の次の回を意味します。
そして、「今度」は、何度か繰り返し行われている物事の中でも最も近い回を意味するほか、最も近い将来を意味する言葉になります。
単に次の回なのか。
それとも、最も近い将来を意味するのか。
その違いが2つの言葉には存在します。
「次回」の例文
・『大好きな監督の次回作が今から楽しみです』
・『歯医者で次回の予約を取りました』
・『楽しみに見ていたドラマが次回で最終回になってしまいます』
・『次回開催予定の発表が待ち遠しい』
「今度」の例文
・『今度、アメリカに留学することになりました』
・『今度のテストでは満点を取ることができるよう努力します』
・『今度こそは、彼に勝ちたい』
・『今度の土曜日、会いに行きます』
まとめ
日常的によく用いられる言葉ですが、以上のような違いがあります。