この記事では、「高校」と「高等学校」の違いを分かりやすく説明していきます。
「高校」とは?
高校は、こうこうと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、位置や価値がたかいという意味の高の漢字に、がっこうの意味がある校の漢字を付け足す事によって完成した言葉となっています。
なので高校は、高等学校の略語を表すのです。
「高校」の言葉の使い方
高校は、中学校を卒業した後、大勢の生徒が進学する学校を意味する言葉として使われています。
つまりは高等学校を省略した言葉であり、日常的に多く使用されている言葉です。
「高等学校」とは?
高等学校は、こうとうがっこうと読むべき言葉となっています。
文字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事ですが、程度や等級が高いといった意味を持っている高等の文字に、教育をする者と教育を受ける者とが集まる施設等の意味を有する学校の文字を加える事により成立した言葉です。
以上の事から高等学校は、中学卒業者に高等普通教育や専門教育を行う学校を示します。
「高等学校」の言葉の使い方
高等学校は、義務教育を終えた者が高等普通教育とか専門的な教育を受けるために行く学校を意味する言葉として用いられているのです。
義務教育ではないので、進学するかしないかは本人の自由であり、高等学校は基本的に希望する学校を受験して合格した者が進学可能な学校となっています。
「高校」と「高等学校」の違い
高校とは、高等学校の略語です。
そのため2つの言葉は共に、中学校を卒業した後に、専門教育や高等普通教育を受けるために進学する学校を指し示します。
この様に持つ意味は同じですが、シンプルに漢字表記を見比べれば、等学の漢字があるかないかという違いがあるのです。
まとめ
高等学校の略語が、高校であるという関係性があるので、2つの言葉は、義務教育を終えた後に、高等普通教育や専門教育を受ける目的で進学する学校という意味を持っています。
そんな2つの言葉の違いを見出すとすれば、等学の漢字があるかないかという点を指摘する事が可能です。
