「暑中見舞い」と「残暑見舞い」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「暑中見舞い」と「残暑見舞い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「暑中見舞い」とは?
「暑中見舞い」は、暑い日々をお見舞いすることを言います。
夏の厳しい暑さの中、お元気でしょうか。
といった気持ちを込め見舞う行為が「暑中見舞い」。
この「暑中」は夏の暑さが厳しい期間を指し、特に夏の土用の18日間を指すものとなります。
その年によって土用の日が異なるため毎年同じ日とは決まっていないものの基本的には7月19日か20日ごろから始まり8月6日か7日までが1年で最も暑いとされる「暑中」の期間になります。
「暑中見舞い」の言葉の使い方
「暑中見舞い」は、「暑中見舞いはがき」や「暑中見舞いを送る」などといった形で用いられます。
「残暑見舞い」とは?
「残暑見舞い」とは、暑さが続くことをお見舞いすることを言います。
立春を過ぎ子世もの上では秋と言われていても、日本の夏は、まだまだ、暑い日が続きます。
そんな、続く暑い中、お元気でしょうか。
といった気持ちを込めて見舞う行為が「残暑見舞い」。
この「残暑」とは、立秋を過ぎてもなお残る暑さを意味します。
時期は立秋以降を指し、一般的には8月いっぱいを意味しますが、9月に入っても暑い日が続く場合も問題なく使用することが可能です。
「残暑見舞い」の言葉の使い方
「残暑見舞い」は、「残暑見舞いはがき」や「残暑見舞いを送る」などといった形で用いられます。
「暑中見舞い」と「残暑見舞い」の違い
同じ暑さを見舞う「暑中見舞い」と「残暑見舞い」。
ただし、見舞う時期に明確な違いがあります。
「暑中見舞い」は土用から立秋まで。
「残暑見舞い」は立秋以降。
そのため、この2つがかぶることはありません。
「暑中見舞い」の時期が終わった後、「残暑見舞い」の時期が始まることになります。
まとめ
以上のように、この2つの言葉には明確な時期の違いがあります。