この記事では、「てっきり」と「間違いなく」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「てっきり」とは?
実際はまったく違う結果であるのに、思い違いではないと結論ずけてしまうことを「てっきり」といいます。
例えば、今日は平日なので、家に来るのは土曜日になると思っていたと伝えるのです。
本人は間違いなくそうなると考えて準備していたように、必ず物事は自分が思っていたようになるといった場面で使われています。
このように、自分が推測していたこととは現実が違っていた状況に困惑する気持ちが伝わる言葉です。
「間違いなく」とは?
高い確率で自分の認識は正しいと思うことを「間違いなく」【まちがいなく】といいます。
絶対に思っていたことが事実になると伝えられる言葉であり、本人は間違いなくこれから風が吹く」と天気予報を見たので、絶対にこうなると伝えるときに使うのです。
使い方としては、「あの歌手は間違いなく売れる」と見た目や歌い方を見て、自分は絶対に人気が出ると豪語します。
「てっきり」と「間違いなく」の違い
「てっきり」と「間違いなく」の違いを、分かりやすく解説します。
予測していたことが意に反して、まったく違っていた事実に困惑する気持ちを表すのが「てっきり」です。
「てっきりご飯は食べてくると思っていた」というように、自分の中で認識していたことが違っていた事実であるときに使います。
もう一方の「間違いなく」は、必ず自分が思うようになると断定した考えを相手に伝えるときよく使われている言葉です。
それだけ自慢できると言える結果を伝えられます。
「てっきり」の例文
・『商談はてっきり明日の午後からと勘違していた』
・『てっきり今日は雨が降ると思っていたが晴れた』
「間違いなく」の例文
・『間違いなく夜から雪が降るので、対策するように伝えた』
・『妹は間違いなく将来は大物になる素質があると感じる』
まとめ
自分の思い違いを指すか、はっきり核心した気持ちを伝えるかで使い分ける言葉を取り上げました。
どのような状況で使うか具体的に学んでみるといいでしょう。