この記事では、「ランブータン」と「ライチ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ランブータン」とは?
「ランブータン」とは、ムクロジ科ランブータン属に分類されている常緑高木のことを表しています。
「ランブータン」の樹高は8m〜10mくらいですが、栽培品種はこれよりも低くなります。
「ランブータン」の果皮は赤色、桃色、黄色があります。
その中にある「仮種皮」が食用になります。
多汁で、甘みと酸味の度合いは品種によって異なります。
「仮種皮」の中に種があり、食用油や石鹸の材料になっています。
根や樹皮、葉は薬用などに利用されています。
「ランブータン」の別称には、「チョムチョム(ベトナム語)」などがあります。
また、「ランブータン」の英語表記は「Rambutan」になります。
「ライチ」とは?
「ライチ」は「レイシ」の果実(仮種皮)です。
「レイシ」とは、ムクロジ科レイシ属に属している常緑高木のことを指しています。
原産は中国で、樹高は7m〜10mくらいあります。
「レイシ」の果皮は赤色で、仮種皮が食用になっています。
多汁で、甘みと酸味があります。
また、種子、樹皮、根は薬用に用いられています。
「ライチ」には、「レイシ(茘枝)」、「ライチー」の別名があります。
そして、「ライチ」は英語で「Lychee」、「leechee」などと表記します。
「ランブータン」と「ライチ」の違い
「ランブータン」と「ライチ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ランブータン」と「ライチ」はどちらもムクロジ科ですが、「ランブータン」はランブータン属に、「ライチ」はレイシ属に属しています。
また、果皮の表面は「ランブータン」にはトゲのような毛があるのに対し、「ライチ」はうろこ状になっています。
「ランブータン」と「ライチ」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
今回は「ランブータン」と「ライチ」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「ランブータン」と「ライチ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。