この記事では、「生もみじ」と「桐葉菓」の違いを分かりやすく説明していきます。
「生もみじ」とは?
生もみじとは、もちもちの生地を使った生菓子風のもみじ饅頭です。
もみじ饅頭はもみじをかたどった和菓子で、広島の名産品としてよく知られています。
もみじ饅頭はカステラ状の生地で餡を包んでいますが、生もみじは米粉を使ったしっとりした餅生地で餡を包んでいます。
開発したのは広島の和菓子メーカーのにしき堂で、客からの「京都には生八つ橋があるのにもみじ饅頭にはないの?」という声をヒントにしたといわれています。
「桐葉菓」とは?
桐葉菓とは、餅粉の生地で小豆餡を包んで焼き上げた和菓子のことをいいます。
四角い形をしていて、桐の葉の印がついています。
餡にはこし餡と粒餡がブレンドされていて、小豆の風味が味わえます。
桐葉菓は2002年に開催された全国菓子大博覧会で、最高賞である名誉総裁賞を受賞しました。
広島で人気のお菓子です。
桐葉菓は広島に本社を置く和菓子メーカーのやまだ屋が製造・販売しています。
「生もみじ」と「桐葉菓」の違い
生もみじも桐葉菓も広島で人気の和菓子で、モチモチの生地で餡を包んでいるのは共通しています。
生もみじはにしき堂が開発した和菓子で、桐葉菓はやまだ屋が開発した和菓子です。
にしき堂もやまだ屋も広島を代表する和菓子メーカーで、もみじ饅頭を主力商品として販売してきました。
それぞれ新商品として開発したのが、生もみじと桐葉菓だったのです。
生もみじと桐葉菓の違いは、その形にあります。
生もみじはもみじの形をしていますが、桐葉菓は四角い形をしていて桐の葉の印がついています。
それから餡にも違いがあり、生もみじにはこし餡と粒餡の2種類がありますが、桐葉菓の餡はこし餡と粒餡の合わせ餡です。
まとめ
生もみじはにしき堂が販売している和菓子で、もみじの形をしています。
桐葉菓はやまだ屋が販売している和菓子で、四角い形をしています。