この記事では、「所長」と「署長」の違いについて紹介します。
所長とは?
所長とは、研究所や事業所、出張所、営業所など〇〇所と呼ばれる施設の長のことをいいます。
民間の施設もありますし、裁判所や刑務所、保健所など公的な施設もあります。
また、規模や職員の数などもそれぞれの施設によって異なっています。
少人数で業務を担う営業所もあれば、数千人規模の研究所もあります。
所長の地位などもその施設を統括する組織によって違います。
所長のサポート役として、副所長を置いているところもあります。
署長とは?
署長とは、警察署や消防署、税務署など〇〇署と呼ばれる機関の長のことをいいます。
「署」という漢字には、「役割や割り当て」という意味があります。
警察署は社会の安全や秩序を守る役目を担う警察の本部や事務所を指すので、警察署長というとその施設の長ということになります。
「署」には「官署」という意味もあるので、〇〇署というのは公的な施設になります。
そのため署長も公務員であることが多いです。
所長と署長の違い
所長は事業所や営業所、研究所など〇〇所と呼ばれる施設の長のことで、署長は警察署や消防署など〇〇署と呼ばれる施設の長です。
所長の「所」は場所を表す言葉で、署長の「署」は役割を表している言葉になります。
営業所というとその施設がある場所を指していますが、警察署というと場所を表しているだけではなく警察という役割を担っている機関というニュアンスも含まれます。
また、〇〇所は民間の施設も公的な施設もあるので、所長は民間人の場合もありますし公務員の場合もあります。
それに対して〇〇署は警察署や消防署など公的な施設に使われることがほとんどなので、署長は公務員の可能性が高いです。
まとめ
所長は営業所や研究所、事業所、出張所など〇〇所という施設の長です。
署長は警察署や消防署、税務署など〇〇署と呼ばれる施設の長になります。
