この記事では、“visitor”と“tourist”の違いを分かりやすく説明していきます。
「visitor」とは?
「visitor」の意味は以下の通りです。
1つ目は「訪問者」「来客」という意味で、目的があってこちらを訪ねてくる人のことを言います。
2つ目は「観光客」という意味で、観光する為にその土地を訪れる人のことを言います。
3つ目は「視察者」という意味で、役所や組織などから仕事として訪問する人ことを言います。
上記に共通するのは「ある目的の為にそこを訪れる」という意味です。
「visitor」の使い方
“visitor”は「訪問者」「観光客」「視察者」という意味で使われます。
名詞として使われ、元の言葉は「visit」という動詞で、「訪問する」「観光しに行く」「見舞う」「視察する」という意味です。
“tourist”とほぼ同じ意味で使われることもありますが、基本的に「目的がはっきりしている」「短期間の滞在である」という意味で使われる表現です。
「tourist」とは?
“tourist”の意味は以下の通りです。
1つ目は「観光客」という意味で、観光目的で各地に旅行する人のことを言います。
2つ目は「船や飛行機の等級」という意味で、旅客機の座席や、船の客室における等級の最下位のことを言います。
上記に共通するのは「観光目的で周遊する」という意味です。
「tourist」の使い方
“tourist”は「観光客」「船や飛行機の等級」という意味で使われます。
名詞として使われ、元の言葉は「tour」で、名詞は「周遊旅行」「巡業」という意味、動詞は「旅行する」「周遊する」「巡業する」という意味になり、「ツアー」と日本語にもなっています。
基本的に、観光目的で比較的長期間旅行して、あちこち周遊する人に対して使われる表現です。
「visitor」と「tourist」の違い
“visitor”は「目的があってそこを訪れる人」という意味です。
“tourist”は「観光目的で周遊旅行する人」という意味です。
「visitor」の例文
・『We have a visitor in this afternoon. 』
(午後から来客があります)
・『She is a visitor at my house. 』
(彼女は我が家の来客です)
・『No Visitors. 』
(面会謝絶)
「tourist」の例文
・『There are many tourist from foreign country in Asakusa. 』
(浅草には海外からの観光客が大勢いる)
・『This temple is a popular tourist attraction. 』
(このお寺は人気のある観光名所です)
・『Could you show us some tourist spots in Tokyo?』
(東京の観光スポットを幾つか紹介してくれますか?)
まとめ
今回は“visitor”と“tourist”について紹介しました。
“visitor”は「目的のある訪問者」、“tourist”は「周遊旅行する人」と覚えておきましょう。