この記事では、「妄想」【もうそう】と「白昼夢」【はくちゅうむ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「妄想」とは?意味
名前を見ただけでこの人はどのような顔しているのか、趣味は何かといろいろ考えて想像することを「妄想」【もうそう】といいます。
例えば、あの人と付き合ったときはどこでどう遊ぶかと想像したり、将来は結婚して幸せな家庭が築けるかといった場面を頭に描いて喜んだり、嬉しがるわけです。
いつでも自分のタイミングで「妄想」ができるところが面白さでもあります。
「白昼夢」とは?意味
まるで夢を見ているような感覚で空想することを「白昼夢」【はくちゅうむ】といいます。
現実世界にいると理解したうえで、日頃から持っている願望を空想の世界でかなえて楽しむわけです。
例えば、仕事をしながら週末は恋人と楽しむ姿を想像しますが、ふと我に返ってまた仕事に取り掛かるといったように、一時だけ夢を見たような世界に入り込み、現実に戻ることを意味するのです。
「妄想」と「白昼夢」の意味
「妄想」と「白昼夢」の違いを、分かりやすく解説します。
相手の声を聞くだけで容姿や考えを頭の中で想像することを「妄想」といいます。
ただ簡単に想像するだけでなく、その人とどのような場所でどう遊んでいるか思い巡らして喜んだり、胸を高鳴らせるのです。
勝手に場面を作り出して喜ぶこともあれば、反対に怖がる場合もあります。
もう一方の「白昼夢」は、一時だけ楽しいことを頭の中で空想して我に返るという行為を指すわけです。
「妄想」の例文
・『大好きな芸能人と旅行を楽しむ姿を妄想して喜ぶ』
・『好成績を出して社長から褒められる姿を妄想する』
「白昼夢」の例文
・『食事しながら彼氏に抱かれる白昼夢を見てしまった』
・『かわいい子供に囲まれて、幸せな生活を送る白昼夢を見た』
まとめ
どちらも自分が頭の中で想像したり、空想して楽しむ行為を指すものですが、意味に違いがありますので、状況に応じてうまく使い分けてみるといいでしょう。
