この記事では、プロ野球の「入団テスト」と「ドラフト」の違いを分かりやすく説明していきます。
「入団テスト」とは?
「入団テスト」とはスカウトを受けていない人がプロ野球の球団に入るためのテストです。
球団はそれぞれ高校生や大学生など有望な野球選手に目をつけて卒業後に自分の球団に入ってくれるようスカウトしていますが、そういったスカウトの目に止まらない選手にもプロ野球選手になりたい人はいます。
そういったプロ野球選手になりたい人をプロの選手として雇用する価値があるかを見極め、入団を認めるか認めないかを決めるための試験が「入団テスト」です。
「ドラフト」とは?
「ドラフト」とは各球団の代表者が集まり新しく選手を確保するための会議です。
有望な高校生や大学生の野球選手はどの球団も目をつけていますが、ルールもなくどこが選手を獲得するかを決められると人気のある球団にばかり優秀な選手が集まってしまいます。
そうならないように各球団である程度戦力が均衡するよう順番に獲得したい選手を指名していく会議が「ドラフト」です。
1巡目は成績上位球団から指名していき2巡目からは成績下位球団から指名していきます。
プロ野球の「入団テスト」と「ドラフト」の違い
「入団テスト」と「ドラフト」の違いを、分かりやすく解説します。
球団の用意したテストで実力を見せて球団に入るためのテストが「入団テスト」で、注目選手を各球団が確保するために順番に指名して獲得していく会議が「ドラフト」です。
「入団テスト」は選手になりたい人から球団に申し込んで球団に入れてもらいますが、「ドラフト」は球団側から選手に申し込んで球団に入って貰う形になります。
まとめ
野球選手が球団に申し込んでプロとして採用してもらえるか決めてもらうのが「入団テスト」です。
それに対して「ドラフト」は球団がどうしても球団の戦力として確保したい選手を指名して獲得するために、他の球団も交えて開かれる会議になります。
