「博識」と「物知り」の違いとは?分かりやすく解釈

「博識」と「物知り」の違いとは?違い

この記事では、「博識」【はくしき】と「物知り」【ものしり】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「博識」とは?意味

学問だけではなく、芸術や社会にいたるまで幅広い知識を持つことを「博識」【はくしき】といいます。

自ら文学にも精して、さまざまな知識を身につけようと努力する人は、雑学からこれから何が流行するかに至るまで把握しているところが周囲を驚かせるのです。

このような人は、社会情勢や企業の情報も知り尽くす者もいます。

他人の意見を尊重できるのも「博識」の人が尊敬される部分です。


「物知り」とは?意味

一般的な常識以外の事柄を知る人を「物知り」【ものしり】といいます。

携帯の内部について説明したり、あまり普及していない海外の食材について知るなど、普通では知りえない情報を教えられる人は「物知り」として敬われるのです。

日ごろの生活に活躍する豆知識を披露してみたり、聞いてためになるしきたりも伝授できる者は周囲をあっと驚かせて尊敬される人になります。


「博識」と「物知り」の違い

「博識」「物知り」の違いを、分かりやすく解説します。

文学から社会情勢に至るまで幅広い知識を持つ者を「博識」といいます。

新しい話題にすぐ目を向けて、その知識を身につける努力を怠らず、好奇心旺盛で柔軟に情報を取り入れる者に「博識」な人が多いのです。

もう一方の「物知り」は、様々な豆知識を持つ者という意味があります。

「博識」の例文

・『不細工でも、博識な男は魅力的で格好良く見える』
・『博識ある女性は男性の心を惹きつけるので飽きさせない』

「物知り」の例文

・『物知りな人は、積極的に自分から情報を得る努力する』
・『物知りな女性は何事にも興味を示す姿勢が見られる』

まとめ

どちらも類まれな知識を持つ者の呼び方になりますが、意味に違いがありますので、相手にはどの言葉が当てはまるか確かめてから使い分けてみるといいでしょう。

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