この記事では、「内職」と「副業」の違いについて紹介します。
内職とは?
内職とは、依頼主から委託を受け在宅で仕事を行って収入を得ることをいいます。
主に主婦などが、家計を補助する目的で行う家内労働を指すことが多いです。
内職では家内労働法という法律によって、安全や衛生の基準が設けられています。
内職の種類は様々で、商品の加工など細かい手作業を伴うものが多いです。
最近では、パソコン等デジタル機器を使って行う内職も増えています。
自宅で仕事をすることを在宅ワークと呼ぶこともありますが、在宅ワークと内職では雇用形態が異なります。
内職は製造メーカーや問屋、仲介業者などに雇われて仕事をします。
在宅ワークの場合、誰かに雇われているわけではなく個人事業主として働くのが一般的です。
報酬は基本的に時給ではなく、出来高に応じて支払われます。
副業とは?
副業とは、本業のかたわらに副収入を得るために行う就労のことをいいます。
例えば、会社員として働いている人が休日に飲食店でアルバイトをする場合、会社員が本業で飲食店での就労が副業となります。
また、副業として在宅でインターネットショッピングサイトを運営しているといった人もいます。
日本では2018年に厚生労働省が副業や兼業の推進を発表したことで、注目されました。
内職と副業の違い
内職は在宅で行う仕事で、メーカーや仲介業者など企業に雇われて仕事をします。
副業は在宅で行うものもありますし、飲食店でアルバイトをするなど外で行うものもあります。
副業は、本業が別にある場合に使われます。
副業の種類は様々で、企業に雇われて行う仕事もあれば自分でお店を開くなど個人事業主のように働く場合もあります。
内職は主婦が行うことが多いですが、家事などは本業とはいえないので副業にはなりません。
まとめ
内職は在宅で行う仕事ですが、副業には在宅で行うものと自宅以外で行うものがあります。