この記事では、「寒中見舞い」と「年賀状」の違いを分かりやすく説明していきます。
「寒中見舞い」とは?
「寒中見舞い(かんちゅうみまい)」とは、一年の中で最も寒い「寒中」の時季に行う見舞いのことを意味しています。
「寒中」は二十四節気の「小寒」の始まりから「大寒」の終わりまで(1月5日頃〜2月3日頃)を指しています。
「寒中見舞い」は「松の内」の翌日(1月8日)から「節分」(2月3日頃)までの間に相手に届くように送ります。
「寒中見舞い」は真冬の「寒中」に相手を気遣う季節の挨拶状です。
また、「寒中見舞い」は喪中のために年賀状が出せない場合の代用や、喪中の方へのご挨拶、年賀状の返答などにも用いられています。
「年賀状」とは?
「年賀状(ねんがじょう)」とは、新年をお祝いする挨拶状で、郵便ハガキやカードなどが用いられています。
「年賀状」には、もともと遠方などの理由で、年始の挨拶に行くことができない相手に、新年を迎えたお祝いや、感謝の気持ちなどを伝える意味がありました。
しかし、現在はさまざまな目的で、「年賀状」が送られるようになっています。
また、近年ではSNSなどの普及で、「年賀状」以外の方法で、新年の挨拶を行うケースも増えてきています。
「寒中見舞い」と「年賀状」の違い
「寒中見舞い」と「年賀状」の違いを、分かりやすく解説します。
「寒中見舞い」は二十四節気の寒中に出す挨拶状で、1月8日から節分の日までに、相手へ届くように送ります。
一方、「年賀状」は新年をお祝いする挨拶状で、郵便ハガキやカードなどを送ります。
「年賀状」は一般的には元日に届くように出しますが、遅くとも「松の内」の1月7日までに相手に届くように送りましょう。
「寒中見舞い」と「年賀状」には、これらのような違いが見られます。
まとめ
今回は「寒中見舞い」と「年賀状」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「寒中見舞い」と「年賀状」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。