この記事では、「名言」と「名台詞」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。
尚、意味や例文、対義語の方も取り上げていきたいと考えております。
「名言」の意味
最初に「名言」(めいげん)の意味をご説明致します。
「名言」の意味としては、著名人や歴史上の偉大の人物などが、我々現代人にとって、「まさにその通りだ」と思わせてくれる素敵な言葉を意味しております。
「名言」の使い方
次は「名言」の使い方を解説していきます。
「名言」を使う時は、自分が名言だと思っている言葉や人物について説明したい時に使うことが一般的です。
それでは使い方を見てみましょう。
「山本五十六の名言は、私の行動の指針である」「たかが1円・・・されど1円。友達が言っていたが、何気に名言だと思う」 という具合で「名言」という言葉を使えるのです。
「名言」を使った例文
ここでは「名言」を使った例文を書いていきます。
・『自分も名言を言えるような人間になりたいです』
・『アーティストなどは、名言を残す人が多いようだ』
・『人生を投げた時点でお前の負けだ・・・アニメ「こち亀」の両津のセリフだが、名言である』
・『名言を残して散った英霊に対し、敬礼』
・『名言というのは、凄まじい経験から学んで初めて語れるのだろうと思う』
「名言」の例文としては以上となります。
「名言」の類語
この項目において「名言」の類語を取り上げていきます。
「名言」の類語は、「格言」(かくげん)や「名文句」(めいもんく)などが類語になります。
これらの類語の意味としては、自分の心に響く言葉や諺、人生に対して深く切り込んできた時に考えるという意味や意味合いがあります。
これが「名言」の類語の説明とします。
「名言」の対義語
次は「名言」の対義語を説明していきます。
「名言」の対義語としては、「戯言」(たわごと)となると考えました。
この対義語「戯言」の意味は、どうしようもないほどに情けない文句などを並べる時や人物に対して用いる意味があります。
以上が「名言」の対義語になります。
「名台詞」の意味
ここでは「名台詞」(めいぜりふ)の意味をご説明致します。
「名台詞」の意味としては、ドラマや映画などで、主人公や登場人物などが、観ている者に対しての心に残るほどにインパクトのある台詞を発言することです。
因みに、「名台詞」というのは、一般的に広く世間的にも認められるほどの内容や知名度を誇っていることも表しております。
「名台詞」の意味の説明でした。
「名台詞」の使い方
次の項目では「名台詞」の使い方を取り上げます。
「名台詞」を使いたい時は、映画やドラマなどで登場人物(俳優や女優)が、心に残るほどの名台詞を発言したことを説明したい時などに使うのが一般的と言えるでしょう。
それでは「名台詞」の使い方を見ていくとします。
「映画・トラック野郎で田中邦衛が、「市民なんてどこにいるんだ?ふざけるな!金持ちと貧乏人の2通りじゃねぇか!!」というのは名台詞だろう」 という具合で「名台詞」を使うことができます。
それではもっとイメージするために、例文を書いていきます。
「名台詞」を使った例文
「名台詞」を用いた例文を書きます。
・『やはり名作には名台詞が多い』
・『名台詞を言う俳優さんも、貫禄や雰囲気がある』
・『名台詞を自分の格言にしている人も多いようだ』
・『刑事ドラマや映画には名台詞が多いように思う』
・『名台詞を思い出すことで、救われたことがある』
このような具合で「名台詞」を使った例文を書かせていただきました。
「名台詞」の類語
次は「名台詞」の類語を取り上げます。
「名台詞」の類語は、「名文句」(めいもんく)や「名言を言った」(めいげんをいった)が類語になります。
これら類語の内容は、自分や周囲の人々の心に残ったり響くような言葉や文句を言うことや言った人物などを意味する意味合いなどが含まれております。
「名台詞」の類語の説明は以上とします。
「名台詞」の対義語
「名台詞」の対義語の方も、見てみます。
「名台詞」の対義語としては、調査の結果、ありませんでした。
しかしながら、「名台詞」と認識される時は、大体が演技の上手い俳優さんや女優さんが、「名台詞」を言うことが一般的でしょう。
したがって、このことから考察していくと、「演技下手」(えんぎべた)や「棒読み」(ぼうよみ)などが対義語になると考えました。
対義語の意味は、文字通り経験不足などで演技が下手だったり、セリフが棒読みのために、「名台詞」など到底出てこない時や人物などを意味する際に使うものです。
以上が「名台詞」の対義語の解説とします。
「名言」と「名台詞」の違い
ここでは「名言」と「名台詞」の違いをご説明致します。
「名言」というのは、歴史上の偉大な人物や、自分が尊敬して師と仰ぐ人物などが残した若しくは発言して、自分の心に非常に響く言葉などを意味しております。
「名台詞」の場合は、映画やドラマなどで主人公や登場人物などが、視聴者の心に深く響くほどのセリフを発言した際に、認識される意味合いがあります。
また、「名台詞」の場合は、広く認知されていることが多いですが、「名言」の場合は、知名度が低いこともあります。
以上が「名言」と「名台詞」の違いの説明でした。
「名言」と「名台詞」の使い方の違い
最後に「名言」と「名台詞」の使い方の違いを取り上げてみましょう。
「名言」を使う時は、自分の心に残っている言葉を、発した人物などに対して説明などをしたい時です。
また、「名台詞」というのは、映画・ドラマなどで発せられた言葉や、発した俳優や女優に対して、説明する時などに使うことが多いのです。
前者は、「旧日本海軍軍人は、名言を残した人が多い」 後者は、「昔の映画は、名台詞が多いように思う」や「三船敏郎は名台詞を残すことが多いし、渋い」という具合で使えます。
以上が「名言」と「名台詞」の使い方の違いでした。
まとめ
まとめとしては、「名言」というのは、自分の心に残っている言葉を周囲に教える時や、名言を残した人物に対して説明が必要な時などです。
「名台詞」は、映画やドラマなどで、主人公や登場人物などが発した言葉で、視聴者にインパクトを残した言葉を意味しており、それらについて解説する際に用いることが一般的とされております。