この記事では、「重金属」と「軽金属」の違いを分かりやすく説明していきます。
「重金属」とは?
重金属は、じゅうきんぞくと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解可能な事でしょうが、おもいやおもみがあるといった意味の重の漢字に、特有の光沢を持ち電気や熱を良く伝える物質の総称といった意味がある金属の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ重金属は、比重が4以上の金属を表すのです。
「重金属」の言葉の使い方
重金属は、4以上の比重がある金属に使われる言葉となっています。
具体的には、金や鉄、鉛といった金属に対して、この重金属という言葉が使用されたりするのです。
「軽金属」とは?
軽金属は、けいきんぞくと読むべき言葉となっています。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、目方が少ないとか、かろやか等の意味を持つ軽の文字に、きんぞく元素とその合金との総称といった意味を有する金属の文字を付け加える事によって完成した言葉です。
以上の事から軽金属は、比重4以下の比較的軽い金属を示します。
「軽金属」の言葉の使い方
軽金属は、比重が4より軽い金属を表現する際に用いられる言葉です。
例えば、アルミニウムやマグネシウム等の比重が軽い金属に対して、使用される言葉となっています。
「重金属」と「軽金属」の違い
重金属と軽金属の漢字を見比べれば、最初の漢字が重と軽という違いがある事に直ぐに気付く事が可能です。
所がその後の漢字は同じ金属であり、どちらも文字通り金属を表現する言葉となっています。
ただし重金属は、比重が4以上の金属を表すのです。
一方の軽金属は逆に、比重が4以下の金属を示します。
まとめ
2つの言葉は、共に金属を示す言葉ですが、最初の漢字が違う事で意味合いにも相違点が生じているのです。
ちなみに重金属は、4以上の比重がある金属を表す際に使われる言葉となっています。
対する軽金属は、4以下の比重の金属を指し示す言葉として用いられているのです。