「賛助」と「協賛」の違いとは?分かりやすく解釈

「賛助」と「協賛」の違いとは?違い

この記事では、「賛助」「協賛」の違いを分かりやすく説明していきます。

「賛助」とは?

「賛助(さんじょ)」とは、事業などの趣旨に、力を添えて助けることを言います。

「賛助」「賛」「助ける」「褒める」「賛成する」などの意味があります。

また、「助」「たすける」「力を貸す」「救う」などを表しています。

「賛助」は漢字の意味で見てみると、「賛成して助ける」「賛成して力を貸す」の意味合いになります。


「協賛」とは?

「協賛(きょうさん)」とは、事業や催し物などの趣旨に賛同し、協力することを表しています。

「協賛」「協」は、「合わせる」「協力」「助ける」などの意味を持っています。

さらに「賛」は、前述のとおりの意味になります。

「協賛」は漢字の意味でみると、「賛成して協力する」と言うような意味合いになります。


「賛助」と「協賛」の違い

「賛助」「協賛」の違いを、分かりやすく解説します。

「賛助」とは、事業の趣旨に、力添えすることを意味しています。

一方、「協賛」は催し物などの趣旨に賛同し、協力することを言います。

「賛助」「協賛」はどちらも賛成している点は共通しています。

しかし、「賛助」は助けること、「協賛」は協力することの意味合いが大きいので、この点に違いがあります。

「賛助」の例文

・『私はこの協会の賛助会員である』
・『賛助金を拠出した』
・『彼は賛助出演として登場した』
・『弊社は特別賛助会員として出席した』

「協賛」の例文

・『この会社は協賛スポンサーになっています』
・『協賛金を増やしていきたい』
・『このイベントの協賛団体は次の通りです』
・『協賛事業に認定された』

まとめ

「賛助」と関連した意味を持つ言葉としては、「補助(ほじょ)」「援助(えんじょ)」「助成(じょせい)」などが挙げられます。

そして、「協賛」と関連した言葉では、「後援(こうえん)」「支援(しえん)」「補佐(ほさ)」などがあります。

それぞれの言葉の意味や違いを知り、適切に使っていきたいものです。

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