この記事では、「欠員補充」と「増員」の違いを分かりやすく説明していきます。
「欠員補充」とは?
「欠員補充」は「けついんほじゅう」と読みます。
意味は「必要な人数に満たない場合、後から人を足して揃えること」です。
試験や公募などで集めた人数が定員に満たなかった場合、再度募集したり、他から派遣させたりして揃えることを表します。
「欠員補充」の言葉の使い方
「欠員補充」は「欠員+補充」で成り立っています。
「欠員」は「必要人数に満たないこと」という意味、「補充」は「不足しているものを取り揃えること」という意味、「欠員補充」で「必要人数が不足している時に後から人を加えて揃えること」になります。
「増員」とは?
「増員」は「ぞういん」と読みます。
意味は「人数や定員を多くすること」です。
ある組織や団体で、現在の人数よりも多くしたり、上限が決まっている人数を多くすることに改めることを表します。
「増員」の言葉の使い方
「増員」は名詞として「増員する・した」「追加増員」などと使われます。
「増」は「ふ(える)」とも読み「程度や数値が大きくなること」という意味、「員」は「人や物の数」「一定の組織を構成する人」という意味、「増員」で「一定の組織を構成する人の数を多くすること」になります。
「欠員補充」と「増員」の違い
「欠員補充」は「必要人数が不足している時に後から人を加えて揃えること」です。
「増員」は「一定の組織を構成する人の数を多くすること」です。
「欠員補充」の例文
「欠員補充」の例文は以下の通りです。
・『ボランティアを欠員補充する』
・『人気の仕事なので欠員補充は当分ない』
・『第一志望の大学に欠員補充で合格する』
「増員」の例文
「増員」の例文は以下の通りです。
・『党員を大幅に増員する』
・『スタッフを増員して運営する』
・『警備員を増員して強化する』
まとめ
今回は「欠員補充」と「増員」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。