「早退」と「欠勤」の違いとは?分かりやすく解釈

「早退」と「欠勤」の違いとは?違い

この記事では、「早退」「欠勤」の違いを分かりやすく説明していきます。

「早退」とは?

仕事や会社などを決められた時間よりも早く退出することという意味です。

「早」という漢字には、通常の時期よりもはやいという意味があり、「退」という漢字には、しりぞく、ひきさがる、身を置いていた場所から去るという意味があります。

このことから「早退」には、通常の時期よりも早くその場所から去るという意味があることがわかります。

学校のことで説明をします。

生徒は午後3時まで学校にいなければなりません。

この時間まで授業をしたり、帰りの会などをしたりして過ごします。

しかし、ときには具合が悪くなってしまうこともあります。

具合が悪いときに授業を受けるのはつらいです。

そこで、決められている3時という時間よりも、早く学校を去ることにしました。

これが「早退」が意味するものです。


「欠勤」とは?

勤めを休むことという意味です。

「欠」という漢字には休む、「勤」という漢字には、つとめ、仕事という意味があります。

このことから「欠勤」には、仕事を休むという意味があることがわかります。

仕事に出ていたけれど、定時よりも前に帰ることではなく、最初から会社には出ておらず、休むことをいいます。

出勤しなければならない日に、会社に出ないことです。

「勤」という漢字には、仕事という意味があるので、休むのは仕事のことだけで、学校を休むことではありません。


「早退」と「欠勤」の違い

「早退」「欠勤」の違いを、分かりやすく解説します。

「早退」は、決められている時間よりも早くその場を去ることです。

一度学校や会社などには出ています。

「欠勤」は休むことで、もともと会社には出ていません。

「早退」の場合は学校や会社などのことに使いますが、「欠勤」は学校を休む意味では使用しません。

まとめ

一方は定時よりも早く去ること、もう一方は休むことで、意味が異なります。

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