この記事では、“see”と“look”の違いを分かりやすく説明していきます。
「see」とは?
“see”の意味は主に以下の通りです。
1つ目は「見る」「見える」「目に入る」で、意識しなくても視界に入る様子を言います。
2つ目は「見て知る」「読んで知る」という意味で、見たり聞いたりして理解することを言います。
3つ目は「会う」「面会する」という意味で、人と顔を会わせることを言います。
上記に共通するのは「行動する上で自然に視界に入る」という点です。
「see」の使い方
“see”は「日常的に視界に入ること」に使われます。
不規則動詞で「see/saw/seen」となり、英語の試験によく出題されます。
動詞形は“seeing”です。
基本的に、ある物を見て全体的に把握する時に使われる表現です。
「look」とは?
“look”の意味は以下の通りです。
1つ目は「注意して物を見る」という意味で、自分で意識して物を見ることを言います。
2つ目は「注意する」「気を付ける」という意味で、意識を向けることを言います。
3つ目は「~に面する」という意味で、位置的にその方向にあることを言います。
上記に共通するのは「意識的に見たり、注意を向けること」という意味です。
「look」の使い方
“look”は「意識的に物を見たり、注意を向けたりすること」に使われます。
自動詞として使われる他、“looked”と過去形にすることで「~に見える」という形容詞的な使い方をすることもあります。
「何かを見る」という場合、“look at”と前置詞を伴って使われることが多くなります。
また、“looking forward to ~ing”は「~することを期待する」という熟語で、英語の試験によく出題されます。
「see」と「look」の違い
“see”は「日常的に視界に入ること」に使われます。
“look”は「注意して物を見ること」に使われます。
「see」の例文
・『I have seen you before. 』
(私は以前あなたに会ったことがあります)
・『Walk this way, so you can see the station. 』
(この道を行けば、駅が見えます)
・『You have to believe what you see. 』
(君は自分が見るものを信じるべきだ)
・『I saw a dog running. 』
(犬が走っているのを見た)
「look」の例文
・『I looked up the beautiful sky. 』
(私は美しい青空を見上げた)
・『He looked at my face. 』
(彼は私の顔を見た)
・『Look! Something is moving. 』
(見て!何かが動いてる)
・『I am looking forward to seeing you soon. 』
(あなたにすぐにお会いできるのを楽しみにしています)
まとめ
今回は“see”と“look”について紹介しました。
“see”は「視界に入る」、“look”は「注意して見る」と覚えておきましょう。