この記事では、交通事故での「中破」と「小破」の違いを分かりやすく説明していきます。
「中破」とは?
「中破」とは破損は大きいものの修理すればなんとかなるという状態です。
ボディの外板やドアに大きな凹みがあり治すにはそれごと取り替えるしかないというような状態は「中破」として扱われます。
また修理にかかる金額で区別している場合は修理費が30万から50万の間だと「中破」と扱っている業者が多いです。
「中破」している状態でも一応車はそのまま自走できますが見た目的にも内部破損の恐れ的にも可能な限り早く修理すべきでしょう。
「小破」とは?
「小破」とは破損はあるけれど気にしなければ全く問題はないという状態です。
ブロック塀にこすって塗装が剥げた状態であったり駐車時にぶつけて凹みができたなどは「小破」に入るでしょう。
修理にかかる金額で区別している場合は30万円以下の修理費であれば「小破」扱いにされます。
間違いなく破損はあり見た目的には気になりますが逆に言えば見た目の問題でしかなく、見た目を気にしないのなら実用面には影響なく修理も必須ではない程度の破損が「小破」です。
交通事故での「中破」と「小破」の違い
交通事故での「中破」と「小破」の違いを、分かりやすく解説します。
自走は可能でも大きく破損していて修理も交換修理が必要なのが「中破」で、破損はあるけれど小さいもので見た目を気にしないなら問題ない程度なのが「小破」です。
修理の金額で区別している場合「中破」は30万から50万の範囲ですが、「小破」は30万以下の修理費という業者が多いでしょう。
まとめ
交通事故での「中破」や「小破」などは明確な基準はないのでそれぞれの業者がさじ加減で決めています。
そのため実際修理に出した時の業者の判断では今回解説した内容と違う判断が下される可能性も十分あるでしょう。
それでも「中破」は自走可能だけど大きな破損で、「小破」は気にしなければ実用に問題ない程度の破損という認識はどの業者でも変わらないはずです。