「集団疎開」と「縁故疎開」の違いとは?分かりやすく解釈

「集団疎開」と「縁故疎開」の違いとは?違い

この記事では、「集団疎開」「縁故疎開」の違いを分かりやすく説明していきます。

「集団疎開」とは?

「集団疎開」とは敵国から攻撃を受けている戦況で住人が襲撃の被害に合わないように、いくつかの家庭など集団で襲撃を受けていない地域へ移住することです。

大人も含めて地域の集団で疎開することも指しますが、日本では特に第二次世界大戦の末期に行われた都会の小学校に通っていた学童と教職員だけが移住したものを指します。

この「集団疎開」ではクラス単位で分かれてそれぞれ別の地域へ疎開しました。

「集団疎開」は基本的に頼れる親戚がいない集団が行うものです。


「縁故疎開」とは?

「縁故疎開」とは襲撃を受ける地域から受けていない地域へ親戚を頼って移住することです。

襲撃を受けていない地域へ移り住むと言っても急に住む所を確保できるわけではありません。

そのため住所を確保する必要がありましたが最も確保しやすい方法は、そういった場所に住んでいる親戚の家に居候するというものでした。

なのでそういった襲撃を受けていない地域に親戚がいる場合は、誰も親戚がいない地域ではなく親戚がいる地域に優先して疎開することになりますが、そういった縁を頼りに疎開することを指す言葉が「縁故疎開」です。


「集団疎開」と「縁故疎開」の違い

「集団疎開」「縁故疎開」の違いを、分かりやすく解説します。

疎開先の候補となる襲撃を受けていない地域に集団で移り住むのが「集団疎開」で、疎開先の候補となる地域に住んでいる親戚を頼って移り住むのが「縁故疎開」です。

「集団疎開」では親戚のいない地域へ元いた地域や学校のクラス単位で移住しました。

それに対して「縁故疎開」は親戚のいる地域や親戚の家へ、家族や子供だけという少数で移住することを指します。

まとめ

戦火を逃れるために地方へ移り住むという点では同じですが親戚を頼れないから同じ境遇の集団で移り住むのが「集団疎開」、親戚がいるからそれを頼りに家族など少人数で移り住むのが「縁故疎開」になります。

移住先に馴染めるかどうか頼りにできる相手がいるかどうかを考えれば、親戚がいるかいないかはとても大きな違いです。

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