子供の頃に風邪などの病気になると作ってもらったのが「卵粥」だという人は多いでしょう。
しかし、どうやって作るかをちゃんと言える人はそれほど多くはないでしょう。
それでは、この「卵粥」とはどういう意味でしょうか。
また、「卵雑炊」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「卵粥」と「卵雑炊」の違いを分かりやすく説明していきます。
「卵粥」とは?
「卵粥」とは、「たまごがゆ」と読み、おかゆに卵を加えた料理であり、前述のように体が弱っているときに食べる習慣があるものです。
基本的には「おかゆ」全般がそうであるように、生の米を多めの水で炊いて作ります。
「卵雑炊」とは?
「卵雑炊」とは、「たまごぞうすい」と読み、炊いたご飯をベースに水と出汁を入れて炊いたものに卵を加えたも料理のことを表す言葉です。
「卵粥」と「卵雑炊」の違い
「卵粥」と「卵雑炊」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、お米を炊いたものに卵を入れたような料理であるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、2つあり、まずは、お米を生から炊いて最後に卵を加えるのが「卵粥」であり、炊いた米を使うのが「卵雑炊」ということです。
もう一つは、「卵粥」には基本的に味をつけませんが、「卵雑炊」には出汁などで味をつけます。
しかし、多くの場合は炊いたお米を使ったものも「卵粥」と呼ぶ場合があり、その境目は無くなっています。
「卵粥」の例文
・『胃に負担をかけたくない時には卵粥が最適でしょう』
・『卵粥は生米から作ります』
「卵雑炊」の例文
・『卵雑炊は炊いたお米を使って作ります』
・『卵雑炊にはいくつかの作り方があります』
まとめ
この記事では、「卵粥」と「卵雑炊」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。