「極限」と「局限」の違いとは?分かりやすく解釈

「極限」と「局限」の違いとは?分かりやすく解釈違い

この記事では、「極限」「局限」の違いを分かりやすく説明していきます。

「極限(きょくげん)」とは?

「極限」には以下の意味が含まれています。

「物事の限度ギリギリのところ」「数列の項の番号を限りなく大きくするときや関数の変数の値をある値に近づけるか正負の無限大にするとき、数列や関数の値が限りなく近づく一定の値」「極限」の類義語には「限度(げんど)」「限界(げんかい)」「際限(さいげん)」「目いっぱい」「リミット」などがあります。


「極限」の使い方

「極限」は名詞として使われています。


「局限(きょくげん)」とは?

「局限」とは、「ある一定の部分に範囲を限ること」を意味する言葉です。

「局限」の使い方

「局限」は名詞としてや、動詞として「局限する」というように使われています。

「極限」と「局限」の違い

「極限」の主たる意味は「物事におけるギリギリのところ」を指します。

対して、「局限」「ある一定の部分に範囲を区切ること」という意味を指します。

「極限」の例文

・『国と国との対立の緊張が極限に達し、一触即発の状態だ』
・『彼は幼い頃から鍛えてきた武術を極限の域にまで消化させようとしている』

「局限」の例文

・『彼の口振りは達者ではあるが、知識は局限的なものだ』
・『彼女はその現象に対する局限された解釈を発表した』

まとめ

「極限」「物事の限度ギリギリのところ」「数列の項の番号を限りなく大きくするときや関数の変数の値をある値に近づけるか正負の無限大にするとき、数列や関数の値が限りなく近づく一定の値」の意味を表す言葉です。

「局限」とは、「ある一定の部分に範囲を限ること」を意味する言葉です。

「極限」の主たる意味は「物事におけるギリギリのところ」ということであり、対して、「局限」「ある一定の部分に範囲を区切ること」という意味を指します。

違い
違い比較辞典