「均一」と「均等」の違いとは?分かりやすく解釈

「均一」と「均等」の違いとは?分かりやすく解釈違い

この記事では、「均一」「均等」の違いを分かりやすく説明していきます。

「均一(きんいつ)」とは?

「均一」とは、「質や量などが全て一様であることやそのさま」という意味を表す言葉です。

「均一」の類義語には「均質(きんしつ)」「同質(どうしつ)」「画一(かくいつ)」「一様(いちよう)」などがあります。


「均一」の使い方

「均一」は名詞としてや、形容動詞として「均一だ」というように使われています。


「均等(きんとう)」とは?

「均等」とは、「2つ以上の物事の間が互いに平等で差異がないことやそのさま」を意味する言葉です。

「均等」の類義語には先述した「均一」をはじめ、「一律(いちりつ)」「一色(いっしき)」などがあります。

「均等」の使い方

「均等」は名詞としてや、形容動詞として「均等だ」というように使われています。

「均一」と「均等」の違い

「均一」「均等」はいずれも「物事の間の質や量などがすべて平等で差異がないこと」という意味を含んでいます。

したがって、2語は類義語の関係に当たると言えます。

「均一」の例文

・『100円均一を謳っている100円ショップだが、200円や500円の商品も売られている』
・『このお店のセット料理価格は全て3000円均一となっている』

「均等」の例文

・『大き目のホールケーキを家族の人数分で均等に切り分けた』
・『ある事象とある事象は質も内容も全く違うが発生する確率は均等である』

まとめ

「均一」とは、「質や量などが全て一様であることやそのさま」という意味を表す言葉です。

「均等」とは、「2つ以上の物事の間が互いに平等で差異がないことやそのさま」を意味する言葉です。

「均一」「均等」はいずれも「物事の間の質や量などがすべて平等で差異がないこと」という意味を含んだ言葉であるため、2語は類義語の関係に当たると言えます。

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