この記事では、「晴れ」と「曇り」の違いを分かりやすく説明していきます。
「晴れ」とは?
「晴れ」は「はれ」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「天気が良く、空に太陽がみえること」という意味で、気象庁の基準では「雲の量が8割以下の状態」とされています。
2つ目は「めったにないおおやけの場所」という意味で、表立ってめでたいことです。
3つ目は「疑いが消えること」という意味で、潔白が証明されることです。
4つ目は「晴れ着・晴れ着姿」という意味です。
「晴れ」の言葉の使い方
「晴れ」は名詞として「晴れの日」「晴れ舞台」などと使われ、動詞形は「晴れる・晴れた」になります。
「晴」という漢字は「日」+「青」から成り立ち、「空が済み切って太陽が見えること」を表しています。
ここから「天気が良い」「気持ちが良い」「おめでたい」という意味で使われる様になりました。
「曇り」とは?
「曇り」は「くもり」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「空が雲で覆われている状態」知追う意味で、気象庁の基準では「雲の量が9割以上の状態」とされています。
2つ目は「煙や水蒸気などで透明なものがぼやける状態」という意味で、光を通さず視界が悪くなる様子ことです。
3つ目は「表情や気持ちが沈むこと」という意味で、心がモヤモヤして暗い表情になることです。
「曇り」の言葉の使い方
「曇り」は名詞として「曇りの日」「曇り空」などと使われ、動詞形は「曇る・曇った」になります。
「曇」という漢字は「日」と「雲」から成り立ち、「日光が雲にさえぎられ日がかげること」を表しています。
ここから「天気が良くない」「視界がぼやける」「気持ちが沈む」などの意味で使われる様になりました。
「晴れ」と「曇り」の違い
「晴れ」は「空に雲の量が8割以下の状態」「気持ちが良い」「おめでたい」という意味です。
「曇り」は「空に雲の量が9割以上の状態」「視界がぼやける」「気持ちが沈む」という意味です。
「晴れ」の例文
「晴れ」の例文は以下の通りです。
・『晴れが続いて洗濯物がよく乾く』
・『今日は息子の晴れ舞台だ』
・『成人式に晴れ着を着る』
「曇り」の例文
「曇り」の例文は以下の通りです。
・『曇りの日でも紫外線に注意が必要だ』
・『スプレーでメガネの曇りを防ぐ』
・『トラブル続きで気持ちが曇りがちだ』
まとめ
今回は「晴れ」と「曇り」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。