この記事では、「モナルダ」と「ベルガモット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「モナルダ」とは?
「モナルダ」とは、シソ科ヤグルマハッカ属に分類されている多年草のことを表しています。
「モナルダ」は北アメリカが原産で、草丈は50㎝〜150㎝程度です。
「モナルダ」の開花時期は6月〜8月頃で、輪散花序で赤色の花が密に咲きます。
交雑品種の「ベルガモット」の花は、赤色、桃色、紫色、桃色などがあります。
葉は対生の単葉で、卵形をしていて縁は全縁です。
乾燥させた葉や花は、ハーブティーやポプリ、または薬用などに用いられています。
「モナルダ」の別称には、「タイマツバナ (松明花)」、「ビーバーム」、「ベルガモット」などがあります。
また、「モナルダ」の英語表記は「bee balm」、「oswego tea」などになります。
「ベルガモット」とは?
「ベルガモット」はミカン科ミカン属に属している常緑低木、または小高木のことを言います。
果肉から製油を採取し、香料として利用されています。
紅茶のアールグレイの香り付けにも使われています。
英語では「bergamot」などと表記します。
さらに、「ベルガモット」は前述の「モナルダ」の別名を意味しています。
「モナルダ」の葉が、「ベルガモット」の製油の香りとよく似ているところから、この名前が名付けられたようです。
「モナルダ」と「ベルガモット」の違い
「モナルダ」と「ベルガモット」の違いを、分かりやすく解説します。
「ベルガモット」はハーブの「モナルダ」の別名、またはミカン科ミカン属の柑橘類の一種のことを指していますが、両者は別の植物です。
「モナルダ」と「ベルガモット」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
今回は「モナルダ」と「ベルガモット」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「モナルダ」と「ベルガモット」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。