この記事では、「来訪者」【らいほうしゃ】と「来客者」【らいきゃくしゃ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「来訪者」とは?意味
家に訪ねてきた者を「来訪者」【らいほうしゃ】といいます。
遠くからわざわざ家を訪問してくる知人や、友人などが来たことを家族に知らせるときに伝えるわけです。
たいていは社員や教師、親戚など顔見知りの者が家に来訪してきたことを示すとき使われている言葉であり、丁重にお迎えします。
ときに、商品を販売したいと家に訪ねてくる営業マンも「来訪者」と示す言葉です。
「来客者」とは?意味
こちらから招いた人が家に来ることを「来客者」【らいきゃくしゃ】といいます。
電話や手紙で何日の何時ごろ家に来るように伝えて、家に来てもらうわけです。
家に来てもらった人にはお茶菓子やお茶を出して、食べながら和やかに話して楽しみます。
取引先の社長や社員が会社に来たときは「来客者様」と「様」を付けて、目上の人に伝えることもあるのです。
「来訪者」と「来客者」の違い
「来訪者」と「来客者」の違いを、分かりやすく解説します。
人が家を訪ねてくることを「来訪者」といいます。
たまたま家の前を通ったので、訪問することもありますし、職場でお世話になったので、感謝の気持ちを込めて挨拶しに来る人もいるわけです。
訪ねて来る人は顔見知りの者が来訪したときは快く迎え入れます。
もう一方の「来客者」は、客が来たということを意味し、すばやく対応することが大事と考えられている人を指す呼び方です。
「来訪者」の例文
・『来訪者が来たので、客間に通してお茶を出した』
・『東京から挨拶に来た来訪者を手厚くもてなした』
「来客者」の例文
・『企業の魅力を来客者に伝えて、関心を持ってもらいたい』
・『午後から来客者が来るので、子供のおもちゃを片付けた』
まとめ
どちらも相手の方から来てくれたことを意味する言葉ですが、使い方に多少の違いがありますので、自分なりにどう使うか学んでみるといいでしょう。