「変身」と「変化」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「変身」と「変化」の違いとは?違い

この記事では、「変身」「変化」の違いを分かりやすく説明していきます。

「変身」とは?

別のものに姿を変えることという意味です。

「変」という漢字には別の状態になる、「身」という漢字には人の体、物の中身、本体という意味があります。

戦隊シリーズでは、敵と戦うときに、人間が○○マンなどに姿を変えます。

このさまが「変身」が意味するものにあてはまります。

人間の姿が変わることだけでを意味するのではありません。

たとえば、カレーを大量に作ってあまってしまったので、カレーコロッケにしてみたとします。

これを「あまったカレーがコロッケに変身」といいます。

このような姿を変えることをいう言葉です。


「変化」とは?

ある状態や性質などが別の状態や性質に変わることという意味です。

「化」という漢字には、前と別の姿や状態になるという意味があります。

氷を室温に放置しておくと水に変わります。

これは物質の状態が変わっているといえます。

引越しをすると、これまでとは使う駅が変わったり、利用するスーパーが変わったりなど、生活がこれまでとは違った状態になります。

これは「生活の変化」といいます。

気持ちの面や考え方についてもいう言葉です。

20代のころと60代のころでは、気持ちの面で違いがあるはずです。

まったく同じということはないでしょう。

これは「気持ちの変化」といいます。


「変身」と「変化」の違い

「変身」「変化」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらにも「変わる」という意味合いがありますが、何が変わるのかという点に違いがあります。

前者は姿を変えること、後者は状態や性質などが変わることです。

「○○マンに変身する」とはいいますが、「○○マンに変化する」とはいいません。

姿については「変身」ということが多いです。

「温度が変化する」とはいいますが、「温度が変身する」とはいいません。

状態や性質については「変化」ということが多いです。

まとめ

どちらの言葉にも変わるという意味がありますが、何が変わるのかという点に違いがあります。

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