この記事では、「悪口」【わるぐち】と「悪態」【あくたい】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「悪口」とは?意味
人が聞けば精神的に落ち込んでしまう悪いことを言う行為を「悪口」【わるぐち】といいます。
傲慢で高飛車な感じがしたとき、苛立つ気持ちを込めて気分が悪くなるような言葉を言って、自分がかなり嫌っていることを伝えるわけです。
また、何度注意しても勝手な行動する人に周囲が怒りをぶつけるとき、相手の劣ったところを罵って気分を損なわせるために言います。
「悪態」とは?意味
悪口を言ったり、人を見下す態度を見せることを「悪態」【あくたい】といいます。
わざと相手をあざ笑い、ひどいことを罵るなどして嫌な気持ちにさせて面白がる人によく見られる態度です。
子供が「悪態」をつく理由には、親がちっとも構ってくれないので、すねたり、無視して自分が苛立つ気持ちを分かりやすく伝えます。
「悪口」と「悪態」の違い
「悪口」と「悪態」の違いを、分かりやすく解説します。
相手の悪いことをあえて罵るように伝えることで、精神的に傷つけることを「悪口」といいます。
普通なら言ってはいけないと思うような容姿について馬鹿にすることを言ったり、学力について貶すなどして気分を悪くさせるのです。
もう一方の「悪態」は、人を見下すような態度を見せて相手を苛立たせることという意味があります。
相手の言っていることに腹が立ったとき、あえて逆らう態度を見せて、自分は従わないと伝えるため話を聞かないようにするわけです。
「悪口」の例文
・『上司の悪口を言って楽しんでいた同僚がクビになった』
・『笑いながら悪口を言う人は、どこか心が歪んでいる』
「悪態」の例文
・『手を出す教師に悪態をつく男子生徒に周囲は同情した』
・『すぐ悪態をつく同僚は仕事を失い、転職した』
まとめ
どちらもいい行為ではなく、人を苛立たせることになりますので、相手や状況によって「悪口」を言ったり、「悪態」をつくのは控えた方がいいでしょう。
