バルセロナとマドリード発の違い?人気のスパニッシュブランドの違いを解説!この記事では、「シビラ」と「ホコモモラ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シビラ」とは?
「シビラ・Sybilla」は1986年にマドリッドでデザイナーの「シビラ・ソロンド」氏が起ち上げた自身のブランドです。
1991年にパリと日本に店舗をオープンさせ、近年では日本向けの婦人服のプレタポルテ製造販売契約をしている『イトキン株式会社』により台湾に展開もしています。
2023年現在で北海道から沖縄まで33店舗を展開中です。
「ホコモモラ」とは?
1993年5月に起ち上がった「ホコモモラ・Jocomomola」は「シビラ」の姉妹ブランドにあたります。
デザイナーは当然ながら「シビラ・ソロンド」氏で共通だと言っていいでしょう。
ブランドの起ち上げからショップの展開まではやや時間がかかり、2001年にスペイン・マドリッドに1号店を開いています。
2023年現在では東北から九州沖縄まで全25店舗を展開中です。
「シビラ」と「ホコモモラ」の違い
「シビラ」と「ホコモモラ」の違いを、分かりやすく解説します。
「シビラ」はデザイナーの同氏の名前が使われた1stコンセプトショップだと言っていいでしょう。
大きく後者とコンセプトが違うのはホームページを見比べてもわかる通りでしょう。
よりエレガンス、ドレッシーかつ独特のデザイナーのテイストが活かされていると言えます。
それに対して「ホコモモラ」は日本人女性を意識してシビラ氏がデザインしたブランドだと言って間違いありません。
そもそものブランドの成立が「シビラ」の日本でのライセンスパートナーの『イトキン株式会社』の要請によるものでした。
前述した様にブランドが起ち上がってから本国スペインでショップをオープンさせるまでに8年かかったのはこの部分が極めて大きかったからだと言えるでしょう。
まとめ
「シビラ」はデザイナーの「シビラ」氏のネームドブランドです。
ドレッシーかつエキゾチックな華やかさを持っているのが特徴だと言えるでしょう。
一方の「ホコモモラ」はコンセプトは「他の女の子をうらやましがらせる女の子のための服」であり、年齢層を問わずに着こなせるというもの。
より日常的に着るオシャレ着である側面があると言えるでしょう。
さらにいえば「ホコモモラ」は日本で発売されたブランドです。
日本での「シビラ」ブランドの製造・販売のライセンスパートナー『イトキン株式会社』の要請によって起ち上がったブランドでもあります。
日本での好評を得てスペインで2001年に逆輸入で店舗がオープンしています。
日本でのマーケティングも踏まえて、ドレッシーな「シビラ」と比べると“可愛い”テイストが感じられるブランドだと言っていいでしょう。