「程遠い」と「遥かに遠い」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「程遠い」と「遥かに遠い」の違いとは?違い

この記事では、「程遠い」「遥かに遠い」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「程遠い」とは?

距離にすると遠くに感じるときに使う言葉を「程遠い」【ほどとおい】といいます。

祖母は「程遠い」場所に住むというように、隣町ではなく、新幹線や飛行機で数時間の場所に住む人を指す言葉です。

このようなところから、現実にするには努力しなければ難しいと伝えられます。

このように、家から少し遠い、時間としては隔たりを感じる状況を表すときに使う言葉です。


「遥かに遠い」とは?

かなり距離がある場所を指すことを「遥かに遠い」【はるかにとおい】といいます。

遠いよりも、到着するまで何日もかかるほど距離があるので、大変と伝えたいときに使うわけです。

距離の間隔がとても開いているさまを伝えられる言葉でもあり、「遥か遠い未来」というように、今から何十年先を指します。

このような意味から「遥か遠い場所で生きている」と容易には確かめられないが、彼は懸命に命をつないでいると伝えられる言葉です。


「程遠い」と「遥かに遠い」の違い

ここでは「程遠い」「遥かに遠い」の違いを、分かりやすく解説します。

今いる場所から距離を感じる場所を指すときに使われているのが「程遠い」です。

このような意味から、考え方や行動が現実的ではないという意味でも使われています。

もう一方の「遥かに遠い」は自分がいる場所からだいぶ距離があると伝えられるのです。

ここから「遥かに遠い夢」といって、このまま努力しなければ簡単にはかなわないと伝えられます。

「程遠い」の例文

・『金銭的にも無理がある彼の計画が実現するのは程遠い』
・『この実力のままでは世界記録を打ち出すのは程遠い』

「遥かに遠い」の例文

・『今いる場所から頂上までは遥かに遠いので、心して挑む』
・『遥かに遠い夢をかなえるため兄は努力し続けた』

まとめ

遠いという言葉を使ってはいますが、「程」「遥か」はまた違う意味として使われています。

この点に注目して、どういった場面で使えばいいか比較しては学んでみるといいでしょう。

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