「シータ波」と「デルタ波」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「シータ波」と「デルタ波」の違いとは?違い

以前話題になったゲームが人間に与える影響に関する考察をまとめた本がありましたが、そこで展開されている脳波の解釈は一般的なものと違うという指摘が多くよせられました。

脳波と言えば「アルファ波」「ベータ波」に加えて「シータ波」などもあります。

それでは、この「シータ波」とはどういう意味でしょうか。

また、「デルタ波」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「シータ波」「デルタ波」の違いを分かりやすく説明していきます。

「シータ波」とは?

「シータ波」とは、一般的には脳波の状態の一つで、「アルファ波」「ベータ波」よりも低い周波数の物のことを言います。

「アルファ波」が14Hzくらいまでなのに対して「シータ波」は8Hzくらいまでの周波数です。


「デルタ波」とは?

「デルタ波」とは、一般的には脳波の状態の一つで、前述の「シータ波」よりもさらに低い周波数のことを言います。

「シータ波」が8Hzくらいまでなのに対して、「デルタ波」は4Hzくらいまでの周波数になります。


「シータ波」と「デルタ波」の違い

「シータ波」「デルタ波」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、一般的によく議論される「アルファ波」「ベータ波」よりも低い周波数の脳波の状態であるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「シータ波」よりもさらに低いのが「デルタ波」であるということになります。

一般的に脳波の周波数が低くなればなるほど意識レベルは低下するので、「シータ波」は浅い睡眠の状態であり、「デルタ波」は深い睡眠状態の時の脳波の状態です。

したがって、どちらも意識レベルは低いのですが、睡眠が始まってしばらく経つと「シータ波」が現れるようになり、その状態を「レム睡眠」と言い、夢をみることが多いと言われています。

まとめ

この記事では、「シータ波」「デルタ波」の違いを、解説してきました。

序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。

この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。

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