「賞状」と「表彰状」の違いとは?分かりやすく解釈

「賞状」と「表彰状」の違いとは?違い

この記事では、「賞状」「表彰状」の違いを分かりやすく説明していきます。

「賞状」とは?

「賞状(しょうじょう)」とは、優秀な成績や功労のあった人、団体に対して与える褒めた言葉を記した書状のことを言います。

「賞状」「賞」「ほうび」「たまわる」「ほめる」などの意味があります。

また、「状」「かたち」「あらわす」「文書」などを表しています。


「表彰状」とは?

「表彰状(ひょうしょうじょう)」とは、大きな功績や立派な行い、または優秀な成果などを広く世間に知らせ、褒めたたえて贈られる書状のことを表しています。

「表彰状」「表」は、「おもて」「あらわす」「おおやけ」などの意味を持っています。

さらに「彰」は、「あきらか」「あらわれる」「世間に知らせる」などを指しています。

そして、「状」は前述のとおりの意味になります。


「賞状」と「表彰状」の違い

「賞状」「表彰状」の違いを、分かりやすく解説します。

「賞状」とは、良い成績、功労などがあった人や団体などに与える褒めた言葉を記した書状のことを意味しています。

一方、「表彰状」は功労、善行、成果などを広く世間に知らせて、褒めたたえて贈られる書状のことを表しています。

「賞状」「表彰状」は、どちらも褒めたたえて贈られる書状のことを意味しています。

しかし、「表彰状」はそれを広く人々に知らせる意味もあるので、この点に違いがあります。

「賞状」の例文

・『「賞状」には「表彰状」「感謝状」「卒業証書」などがあります』
・『部屋の中には数多くの賞状がありました』
・『子供たちから手作りの賞状をもらいました』
・『嬉しい賞状をいただいたので、額縁を買いに行きました』

「表彰状」の例文

・『決勝戦の後、表彰状の授与式が行われました』
・『彼は長年の功績が認められ、表彰状が贈られました』
・『表彰状をもらった記念に写真を撮りました』
・『表彰状の他に記念品が贈呈されました』

まとめ

「賞状」は漢字の意味で見てみると、「褒める文書」のような意味合いになります。

また、「表彰状」は漢字の意味でみると、「公に世間に知らせる文書」と言うような意味合いになります。

それぞれの言葉の意味や違いを知り、適切に使っていきたいものです。

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