「除外」と「例外」の違いとは?分かりやすく解釈

「除外」と「例外」の違いとは?違い

この記事では、「除外」「例外」の違いを分かりやすく説明していきます。

「除外」とは?

「除外」「じょがい」と読みます。

意味は「その範囲に入らないものとして取り去ること」です。

ある定められた基準の内に入らないとして、取り出して別にしたり、対象外とすることです。


「除外」の言葉の使い方

「除外」は名詞として「除外する・した」「除外される・された」などと使われます。

「除」「のぞ(く)」とも読み「取り去る」「取り払う」という意味、「外」「そと」とも読み「物の表側」から転じて「ある範囲から離れた外側」「一定の枠・意向などに入らないこと」という意味、「除外」「一定の枠・規定などに入らないとして取り去ること」になります。


「例外」とは?

「例外」「れいがい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「普通の規範に当てはまらないこと」という意味で、普通はそうであると認められている過去の例にはないことを表します。

2つ目は「一般的な規則の適用を受けないこと」という意味で、一般的には認められていない対応や措置を特別に受けられることを表します。

「例外」の言葉の使い方

「例外」は名詞として「例外がある・ない」「例外的」「例外扱い」などと使われます。

「例」「引き比べて参照すべき事柄」「規定」という意味、「外」「ある範囲から離れた外側」「一定の枠・意向などに入らないこと」という意味、「例外」「一定の枠・規定などに入らないとして扱われる事柄」になります。

「除外」と「例外」の違い

「除外」「一定の枠・規定などに入らないとして取り去ること」です。

「例外」「一定の枠・規定などに入らないとして扱われる事柄」です。

「除外」の例文

「除外」の例文は以下の通りです。

・『彼を登録メンバーから除外する』
・『ここのページは試験範囲から除外する』
・『年齢制限により15歳以下は除外される』

「例外」の例文

「例外」の例文は以下の通りです。

・『彼は例外として会議へ参加できる』
・『例外的に子供の入場を認める』
・『例外として盲導犬との同席を認める』

まとめ

今回は「除外」「例外」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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