この記事では、「親密」と「信頼」の違いを分かりやすく説明していきます。
「親密」とは?
「親密」は「しんみつ」と読みます。
意味は「お互いの付き合いが深く、きわめて仲の良いこと」です。
お互いが相手と気持ちが通じていると感じて、深く交流することを表します。
「親密」の言葉の使い方
「親密」は名詞・形容動詞として「親密だ・である」「親密な関係」などと使われます。
「親」は「した(しい)」とも読み、「身近に接する」「仲睦まじい」という意味、「密」は「閉ざされて内部がわからない」から転じて「すきまがない」「関係が深い」という意味、「親密」で「身近に接して関係が深いこと」になります。
「信頼」とは?
「信頼」は「しんらい」と読みます。
意味は「相手を信じて頼りにすること」です。
相手に対して、何かをする時によりどころとなってくれると思い、安心感を持つことを表します。
「信頼」の言葉の使い方
「信頼」は名詞として「信頼する・した」「信頼感」などと使われます。
「信」は「言行にうそ偽りがないこと」「まことであると疑わない」という意味、「頼」は「たよる」とも読み、「あてにする」という意味、「信頼」で「まことであると疑わず、あてにすること」になります。
「親密」と「信頼」の違い
「親密」は「身近に接して関係が深いこと」です。
「信頼」は「まことであると疑わず、あてにすること」です。
「親密」の例文
「親密」の例文は以下の通りです。
・『ママ友とは家族ぐるみで親密に付き合っている』
・『彼女は職場の上司と親密な関係にあるらしい』
・『両国はより親密な関係を築くことを約束した』
「信頼」の例文
「信頼」の例文は以下の通りです。
・『お客様との信頼関係を大切にする』
・『彼はとても信頼できる部下だ』
・『彼女は嘘をつくので信頼できない』
まとめ
今回は「親密」と「信頼」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。