アメリカの有名なスポーツカーといえば「マスタング」でしょう。
誕生から50年以上経ってもその魅力は薄れることがありません。
その最高グレードが「シェルビーGT500」というモデルです。
それでは、この「シェルビーGT500」とはどういう意味でしょうか。
また、「マスタングGT」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「マスタングGT」と「シェルビーGT500」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マスタングGT」とは?
「マスタングGT」とは、1964に誕生したフォードの伝統的なスポーツカーのモデル名です。
2ドアでハードトップとコンバーチブルがあり、50年以上常に性能アップを目指して進化してきました。
当時は日本では「ムスタング」と呼ばれていましたが、今では原語の発音に近い「マスタング」に統一されています。
「シェルビーGT500」とは?
「シェルビーGT500」とは、もともとはフォードの「マスタング」をキャロル・シェルビーがレース用にチューンアップしたものを「シェルビー」と呼んでいたことから始まり、その後正式にフォードで製造されることになったものです。
ベースは「マスタング」ですが、エンジンのボアアップ、ターボ装着などを通じて比べ物にならないくらいの性能アップを実現しています。
「マスタングGT」と「シェルビーGT500」の違い
「マスタングGT」と「シェルビーGT500」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの車は、フォードが誇るスポーツカーのモデルであることは同じですが、実際には性能がまったく違います。
まず、この2つの関係を簡単に説明すると、「マスタングGT」を究極までチューニングすると「シェルビーGT500」になります。
そのため、性能にはかなりの差があります。
現行モデルで比較するとまず、エンジンは「マスタングGT」の5リッターの460hpに対して、「シェルビーGT500」はなんと5. 2リッターのターボチャージャー付きでで760psになります。
トルクも「マスタングGT」の420lb-ft に対して「シェルビーGT500」は、625lb-ftになります。
とにかく格段に性能アップしているわけですが、外観もそれにともなって「シェルビーGT500」はフロントやリアの張り出しも大きく、一見してただものではないと感じられます。
まとめ
この記事では、「マスタングGT」と「シェルビーGT500」の違いを、解説してきました。
この2つに関しては、フォードが誇るだれもが認める高性能スポーツカーですが、そのなかでも「シェルビー」は群を抜いています。
おそらく実際に所有できる人は限られているでしょうが、見るだけでもうれしいでしょう。