この記事では、「ローズマリー」と「ローリエ」の違いについて紹介します。
ローズマリーとは?
ローズマリーとは地中海原産のシソ科のハーブで、枝に小さくて細長い葉が付いています。
甘く爽やかな香りが特徴で、料理やハーブティー等に用いられます。
また、ローズマリーには消臭効果があるので、消臭剤などに使われることもあります。
料理では肉や魚の臭い消しに使われることが多く、ヨーロッパでは羊肉の料理に欠かせないハーブとされてきました。
牛肉のステーキや鶏肉のソテー、煮込み料理、スープなど幅広い料理に用いられるハーブです。
生のまま使うこともありますし、乾燥したものを使うこともあります。
ローリエとは?
ローリエとは、ゲッケイジュ(月桂樹)の葉を乾燥させたハーブです。
イタリアやフランス、トルコ、ギリシャなど地中海沿岸の地域で主に栽培されてきました。
古代ギリシャからスパイスとして使われており、ヨーロッパでは肉の臭み消しや香りづけなど家庭料理に欠かせないものとして用いられています。
清涼感のある香りが特徴で、ポトフなど煮込み料理には必ず入れます。
また、マリネやピクルスの香りづけとして使われることもあります。
ローリエは長時間煮込むと苦みが出るので、煮込み料理の時には取り出します。
ローズマリーとローリエの違い
ローズマリーもローリエも肉の臭み消しに用いられるハーブですが、形や香り、風味には違いがあります。
ローズマリーは細かく細長い葉で、ローリエは先端が尖った楕円形をしています。
また、ローリエはスープや煮込み料理などに用いることが多く、ローズマリーは煮込み料理に使うこともありますがステーキやソテーに使うことが多いです。
それからローズマリーは生のものを使うこともありますし、乾燥したものを使うこともあります。
ローリエは、基本的に乾燥したものを使用します。
まとめ
ローズマリーとローリエは、形や風味、香りなどが違います。