「同系色」と「類似色」はどちらもある色に近い色を指す言葉です。
2つの言葉はそれぞれどのような色を指し何が違うのでしょうか。
今回は、「同系色」と「類似色」の違いを解説します。
「同系色」とは?
「同系色」とは、「ある色相の明度や彩度を変えた色」を指す言葉です。
「同系色」の使い方
ある色を他の色と区別する特徴的な色味のことを「色相」といいます。
「同系色」とは基準となる色相に白を加えて明るくしたり黒を加えて暗くしたりして作られる明度や彩度の異なる色を表す言葉です。
基本となる色の性質を変えることなく明るさやあざやかさのみが異なるので色相が持つ基本的な性質は変わりません。
「類似色」とは?
「類似色」とは、「色相環で近い場所にある色相を混ぜた色」を指す言葉です。
「類似色」の使い方
色相色を性質順に配列し環状にした分類図を「色相環」といいます。
色相環では性質や印象が近い色ほど距離が近くなります。
色相環で距離が近い色や距離が近い色を混ぜて作られる色を指す言葉が「類似色」です。
見た目の印象や色の持つ特性が近く、デザインでも同じような効果が期待されます。
「同系色」と「類似色」の違い
元になる色の明度や彩度を変更した色が「同系色」、元になる色に近い性質の色や近い性質の色同士を混ぜて作る色が「類似色」という違いで区別されます。
「同系色」は元となる色が同じなので組み合わせるとまとまりが出やすいのが特徴です。
「類似色」は性質が近くても色相にはっきりとした違いがあるのでメリハリのついたデザインに向いていますが、印象の偏りには注意が必要です。
「同系色」の例文
・『同系色でまとめる』
・『同系色のコーディネートは単調になりやすい』
「類似色」の例文
・『類似色を使ってロゴをデザインする』
・『類似色の範囲で色を選ぶ』
まとめ
「同系色」と「類似色」はどちらも近い色を表す言葉ですが基本的な色の性質は大きく異なります。
色の違いの特徴を理解して適切に使い分けてください。