「演奏」と「合奏」の違いとは?分かりやすく解釈

「演奏」と「合奏」の違いとは?違い

楽器が弾ける人は、ほとんどの人が人前で「演奏」した経験があるはずですが、一人ではなく複数で「演奏」するのも楽しいものです。

この記事では、「演奏」「合奏」の違いを分かりやすく説明していきます。

「演奏」とは?

「演奏」とは、主に楽器を使用してパフォーマンスを行うことです。

「演」にはもともと「行う」という意味があり、英語の「performance」に非常に近い漢字なので、「演奏」という熟語で、英語の「play performance」と同じ意味になります。

「演奏」する人のことは「演奏者」、英語では「player」、人前で「演奏」することは「演奏会」、英語では「concert」と言います。


「合奏」とは?

「合奏」とは、その文字の通り「合わせて奏でる」という意味になります。

英語では「play together」あるいは、一言で言えば「ensamble」で表すことができます。

楽器の演奏に関しては、一般的に複数の演奏者が一緒に演奏することを言います。

「ユニゾン」と言われる、同じメロディを奏でる場合も、「コーラス」と言われる、別のメロディを一緒に奏でる場合もあります。

逆に一人だけで演奏することは「独奏」、英語では「solo」と言います。

楽器ではなく歌を歌う場合には「合唱」という表現を使用します。


「演奏」と「合奏」の違い

「演奏」「合奏」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉は、主に楽器を演奏するときに使う言葉ですが、明確な使用方法の違いがあります。

それは演奏する人数です。

つまり、複数で「演奏」を行うことを「合奏」というというのが基本的な違いとなります。

したがって、ソロコンサートでは「演奏」はしますが、「合奏」はしません。

逆に複数でも「演奏」という表現は使用できます。

まとめ

この記事では、「演奏」「合奏」の違いに関して説明してきました。

「合奏」というのは主にクラシック系の楽器の演奏に使われることが、ほとんどなので、それはクラシック系の楽器がアンサンブルを前提にして「演奏」されるからでしょう。

逆にロックの「演奏」はアンサンブルというよりはソロの集合体という側面が強いでしょう。

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