「参拝」と「参詣」の違いとは?分かりやすく解釈

「参拝」と「参詣」の違いとは?違い

この記事では、「参拝」【さんぱい】と「参詣」【さんけい】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「参拝」とは?意味

寺や神社に行き、実際に神仏に向かいながら心を込めて拝むことを「参拝」【さんぱい】といいます。

ただ行くだけではなく、両手を合わせて拝む行為することが大切なことです。

これから立ち上げる会社の経営がうまくいくようにと祈ったり、家族が病気や怪我をせず、みなが明るく楽しい生活ができるように祈ることが「参拝」の意味になります。


「参詣」とは?意味

神社や寺に自らが出向き、「参拝」することを「参詣」【さんけい】といいます。

山門をくぐるだけでもよく、拝まなくていいことになっています。

ようは、神社仏閣に出向くといった行為が重要なところであり、家族だけ拝み、自分は見ているだけでもいいのです。

神社仏閣に行くのは正月ならその一年の健康を願って行くものですが、とくに季節は関係なく、自分が行きたいと思うときに初詣とお参りを兼ねて行けます。


「参拝」と「参詣」の違い

「参拝」「参詣」の違いを、分かりやすく解説します。

神仏に向かって気持ちを込めるように祈ることを「参拝」といいます。

自分の夢が現実のものとなるように祈ったり、家族の幸せを願うなど、いろいろなことを掲げて拝むのです。

「参拝」することで仏教の教えを説うことが目的になります。

もう一方の「参詣」は、神社仏閣に行くという行為を意味しているものであり、拝まなくても、鳥居を潜り抜けることだけでも「参詣」となるわけです。

「参拝」の例文

・『友人と参拝するために寺へ行き、恋人ができるように拝んだ』
・『近くの神社に行き、家族が事故に遭わないように参拝した』

「参詣」の例文

・『私は彼氏と参詣するため川崎大使に行って鳥居を潜り抜けた』
・『参詣するため着物を着て行くのが毎年家族で決めた行事だ』

まとめ

自分が拝むため神社仏閣に行って拝むという行為を指すのが「参拝」といい、「参詣」は拝まなくてもよいという意味の違いがあると覚えておくといいでしょう。

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