「焼きイカ」と「イカ焼き」の違いとは?分かりやすく解釈

「焼きイカ」と「イカ焼き」の違いとは?違い

この記事では、「焼きイカ」【やきいか】と「イカ焼き」【いかやき】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「焼きイカ」とは?意味

イカを鉄板で焼いて味付けしたものを「焼きイカ」【やきいか】といいます。

イカを切ることなく、そのまま焼くため手間がない調理方法の庶民の料理として長い間人気がある食べ物です。

丸焼きのため旨みが逃げることなく身に詰まる海鮮の味が楽しめます。

味付けはみりんや砂糖を入れて甘くした醤油を表面に塗り、また焼いて香ばしく何度も焼くわけです。

このことで、香ばしい香りが辺りに漂い、食欲をそそられた人が店に「焼きイカ」を求めて訪れます。

主に、B級グルメとしてその場で焼いて味付けしたものを安く提供する屋台料理です。


「イカ焼き」とは?意味

タコ焼きと似ている「イカ焼き」【いかやき】は、甘辛いソースを塗って食べる料理です。

食べやすい大きさに切ったイカを水と卵で溶いた小麦粉の中に入れて、鉄板やフライパンに薄く延ばして焼きあげます。

粉ものであるこの料理は、お好み焼きに似た料理ですが、キャベツは入っていません。

イカと生地だけを入れて、いかに薄くして焼くかが調理のコツでもあります。

焼きあがれば甘いソースを表面に塗って食べる「イカ焼き」は西日本でよく食べられているものであり、手軽に食べられるところが子供からお年寄りから支持されるところです。


「焼きイカ」と「イカ焼き」の違い

「焼きイカ」「イカ焼き」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも内臓を取り除き、処理したイカを具材として使った屋台や居酒屋で提供されているB級グルメですが、「焼きイカ」は切ることなく焼きます。

横にいくつもの切り込みを入れることで中まで火が通りやすくし、表面に甘い醤油をたっぷり塗ってまた焼くわけです。

もう一方の「イカ焼き」は、小麦粉と卵、水を溶かして焼いた生地に切ったイカの身を入れて混ぜたものを温めた鉄板にのせて、両面を焼いて半分に折り、その上に甘いソースやマヨネーズをかけて青海苔を散らしたものという違いあります。

まとめ

どちらも同じ食材を使った食べ物ですが、調理の仕方や塗るソース、形状などに違いがありますので、自分なりに見比べてみるといいでしょう。

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